特許
J-GLOBAL ID:200903000250267849

音声復号器および音声復号方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川▲崎▼ 研二
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999002801
公開番号(公開出願番号):WO1999-062055
出願日: 1999年05月27日
公開日(公表日): 1999年12月02日
要約:
【要約】音声復号器10は、復号処理部11と増幅処理制御部12とを有している。ここで、復号処理部11は、受信した符号化音声信号(ビットストリーム)BSを復号化して復号音声信号SPを出力する装置である。また、増幅処理制御部12は、符号化音声信号BSのフレーム誤りの発生状況を監視し、所定の基準フレーム誤り数を越える連続したフレーム誤りが生じた場合に、この連続したフレーム誤りがなくなってから所定フレーム数の間、増幅指示を出力する。この結果、復号処理部11の復号処理により得られるコードブックデータDCBの代わりに、これを増幅した増幅コードブックデータDACBが合成フィルタ部17に供給されるとともに、新たな原コードブックデータDCBOとして復号処理部11のコードブックデコーダ18に書き込まれる。従って、連続したフレーム誤りの後、正常に入力された符号化音声信号BSをより本来の電力量に電力量に近い電力量で復号することができ、復号音声SPの主観音声品質を向上することができる。
請求項(抜粋):
予測符号化された符号化音声信号のフレームを受け取り、該符号化音声信号と内部状態とから励起信号を生成し、この励起信号に基づいて復号音声信号を生成するとともに前記内部状態を更新し、フレームの符号誤りがあった場合には前記励起信号を減衰させるコンシールメント処理を行う音声復号器において、 所定の基準フレーム誤り数を越える連続したフレーム誤りが生じた場合に、この連続したフレーム誤りがなくなってから一定期間、増幅指示信号を出力する増幅制御手段と、 前記増幅指示信号が出力されている間、前記励起信号を増幅する増幅手段と、 を備えたことを特徴とする音声復号器。
IPC (3件):
G10L 11/00 ,  H03M 7/30 ,  H04B 14/04

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