特許
J-GLOBAL ID:200903000255289727

イージーオープン缶蓋

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 辰彦 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-339081
公開番号(公開出願番号):特開平5-032255
出願日: 1991年12月20日
公開日(公表日): 1993年02月09日
要約:
【要約】【目的】 タブの把持部に指を掛け易く、また、タブを引き起こす力を比較的小として、容易且つ確実に開口することができるステイオン・タブ・タイプの缶蓋を提供する。【構成】 缶蓋1に飲み口を形成する破断開口部10を破断するタブ6の先端部に、破断開口部10から次第に離反する傾斜部15を延出部13を介して設ける。この傾斜部15は、リベット5から該リベット5に近接する位置までパネル3に沿って先端方向に延出する延出部13の先端14に連続する。延出部13の先端14とリベット5との間のパネル3に、スコア4の破断開始位置17を設ける。破断開口部10を開口するとき、タブ6の把持部11に指を掛けて持ち上げる。破断開口部10はタブ6の延出部13の先端14に押圧されて破断され、飲み口の形状に沿って開口する。そのとき、破断開口部10がパネル3に連結された状態でパネル3の裏側に折り返されて残留する。
請求項(抜粋):
パネルと、該パネルに始端と終端とが間隔をなし始端から終端まで連続して破断開口形状に刻設したスコアと、該スコアによって包囲形成された破断開口部と、該破断開口部に臨む先端部と把持部である後端部とを有しパネルの上面にリベットにより固着されたタブとを備え、該タブによって前記スコアを破断しつつ前記破断開口部をパネルの裏面方向に押し下げて破断開口部を開口すると共に開口することによって形成される破断開口片の一部がパネルに繋がった状態でパネルの裏面側に折り込まれるイージーオープン缶蓋において、前記リベットの近傍のパネル上に前記スコアの破断を開始させるスコアの始端部を設け、前記タブの先端部に、前記リベット側からスコアの始端部を越えてその近傍までパネルに沿って延出する延出部と、該延出部の先端に連続して前記破断開口部より次第に離反するように傾斜するタブ傾斜部とを設けたことを特徴とするイージーオープン缶蓋。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開平1-308744
  • 特公昭47-031992
  • 特公昭48-025109
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