特許
J-GLOBAL ID:200903000256328335

薄板用鋼板の溶製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸田 正行 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-284551
公開番号(公開出願番号):特開2001-105101
出願日: 1999年10月05日
公開日(公表日): 2001年04月17日
要約:
【要約】【課題】 本発明は、アルミナ系介在物を生成させることがないように、Tiを主とした脱酸を行うことにより、確実に表面疵とノズル閉塞を防止できる薄鋼板用素材の低炭素溶鋼を溶製する方法を提示することを課題とする。【解決手段】 低炭素薄鋼板の溶製方法において、真空脱ガス処理により炭素含有率を0.01%以下まで脱炭後、該溶鋼の成分調整を行い、総Ti添加量を2分割以上して溶鋼に添加し、その後Caを添加し、環流式真空脱ガス装置又はArガスバブリングにて攪拌することにより介在物を浮上分離することを特徴とする低炭素薄鋼板の溶製方法。最初のTi添加後に溶存酸素量が10ppmから100ppmになるように制御することが望ましい。また、最初のTiを添加した後、次回のTiを添加するまでに、30秒以上の介在物浮上時間を確保すること、またCa添加後の攪拌時間も30秒以上確保することが好ましい。
請求項(抜粋):
低炭素薄鋼板の溶製方法において炭素含有率を0.01%以下まで脱炭した後、該溶鋼にTiを2分割以上して添加し、さらにCaを添加してから、環流式真空脱ガス装置により環流するか、又はArガス吹き込みによりバブリングして介在物を浮上分離することを特徴とする低炭素薄鋼板の溶製方法。
IPC (6件):
B22D 1/00 ,  B22D 11/108 ,  B22D 11/11 ,  B22D 43/00 ,  C21C 7/04 ,  C21C 7/10
FI (8件):
B22D 1/00 E ,  B22D 1/00 B ,  B22D 1/00 K ,  B22D 11/108 C ,  B22D 11/11 B ,  B22D 43/00 A ,  C21C 7/04 B ,  C21C 7/10 F
Fターム (10件):
4E004JA10 ,  4E004MB14 ,  4E004NC04 ,  4E014NA03 ,  4E014NA14 ,  4K013AA07 ,  4K013BA02 ,  4K013CE01 ,  4K013EA18 ,  4K013EA25

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