特許
J-GLOBAL ID:200903000257853271

回転速度検出装置付転がり軸受ユニット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-011677
公開番号(公開出願番号):特開平7-253438
出願日: 1995年01月27日
公開日(公表日): 1995年10月03日
要約:
【要約】【目的】 トーンホイール27の回転に伴うセンサ33の出力信号の変化を大きくし、このトーンホイール27の回転と同期する車輪の回転速度検出を確実に行なわせる。【構成】 センサ33を構成する第一、第二のヨーク34、35を、トーンホイール27を構成する、互いに直行する第一検出部29と第二検出部30とに対向させる。磁束はこれら両検出部29、30を通じて流れる為、磁束が流れる部分の面積が広くなり、磁束が飽和しにくくなる。この結果、上記センサ33の出力信号の変化が大きくなる。
請求項(抜粋):
使用時に回転しない固定輪と、この固定輪と同心に設けられ、使用時に車輪と共に回転する回転輪と、上記固定輪の周面でこの回転輪の周面と対向する部分に形成された第一軌道面と、上記回転輪の周面で上記固定輪の周面と対向する部分に形成された第二軌道面と、これら第一、第二両軌道面の間に設けられた複数の転動体と、上記回転輪に支持されて、この回転輪と共に回転するトーンホイールと、上記固定輪に支持されて、このトーンホイールに対向するセンサとを備え、上記トーンホイールの少なくとも上記センサと対向する部分は、第一部分と磁気特性がこの第一部分とは異なる第二部分とが、円周方向に亙って交互に且つ等ピッチで繰り返すものである、回転速度検出装置付転がり軸受ユニットに於いて、上記トーンホイールは円輪状に形成された第一検出部と、円筒状に形成されてこの第一検出部の周縁から連続した、少なくとも1個の第二検出部とを備え、これら第一検出部及び第二検出部には上記第一部分と第二部分とが、同ピッチ且つ同位相で形成されており、上記センサは、上記回転輪の回転に伴って上記第一、第二検出部の第一、第二部分に、同時に対向する磁性材製の対向部材と、この対向部材及び上記第一、第二検出部に対し、磁束の流れ方向に関して直列に配置された永久磁石と、上記対向部材を通じて流れる磁束の密度を検出する為の検出部とを備える回転速度検出装置付転がり軸受ユニット。
IPC (3件):
G01P 3/488 ,  B60T 8/00 ,  F16C 41/00

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