特許

J-GLOBAL ID：200903000263662585

CCDイメージセンサの飽和電荷温度特性補正回路

発明者： 官野 高雄 ,  大澤 信彦
出願人/特許権者： ソニー株式会社
代理人 (1件)： 高橋 光男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-145324
公開番号（公開出願番号）：特開平7-336603
出願日： 1994年06月03日
公開日（公表日）： 1995年12月22日
要約：

【要約】【目的】 飽和電荷Qsの温度特性を補正でき、回路設計を簡素化できるCCDイメージセンサの飽和電荷温度特性補正回路を提供する。【構成】 CCD基板電圧Vsubに負の温度特性を持たせるために、オペアンプ1の非反転入力端と接地GNDとの間に、直列接続されたダイオード(1ヶ以上)2と温度依存性のない電圧源3とを挿入する。上記ダイオード2は、順バイアスが温度上昇とともに減少するという温度依存性を有しているため、オペアンプ1の非反転入力端には、温度変化に逆比例する電圧が入力される。したがって、オペアンプ1の出力端には、上記温度変化に逆比例するゲイン倍の電圧が出力される。オペアンプ1の出力電圧はダイオード4を介してCCD基板電圧Vsubとして出力される。このように、CCD基板電圧Vsubに負の温度特性を持たせることにより、CCDイメージセンサの飽和電荷Qsの温度特性が補正される。

請求項（抜粋）：

電源電圧に順方向に直列接続され、順バイアスが温度上昇とともに減少する温度依存性を有するm個の第1のダイオードと、前記第1のダイオードに直列接続された温度依存性のない電圧源と、前記第1のダイオードのアノード側に非反転入力端が接続され、該非反転入力端に供給される電圧を所定ゲイン倍してCCDイメージセンサの基板電圧として出力する非反転増幅器と、前記非反転増幅器の出力端に順方向に接続されたn個の第2のダイオードとを具備することを特徴とするCCDイメージセンサの飽和電荷温度特性補正回路。