特許
J-GLOBAL ID:200903000265256967

活性化領域同定法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-200662
公開番号(公開出願番号):特開平9-047438
出願日: 1995年08月07日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【目的】 形態画像から抽出した灰白質上に、三次元的に機能画像を重ね合わせ、活性化領域に同定する活性化領域同定法を提供する。【構成】 形態画像の撮影を行ない計測断面を決定(101)した後、fMRIの計測(102)を行なう。形態画像から灰白質を抽出する処理103を行い、次いでfMRIの計測データを用いて活性化領域を抽出し、機能画像を作成する処理104を行なう。最後に、灰白質の抽出結果と機能画像とを三次元的に重ね合わせ、活性化領域同定の処理105を行なう。fMRIの計測102と灰白質の抽出103とを並行して行ない全体の所要時間を従来の同定法と同程度にできる。【効果】 活性化領域の同定精度を向上できる。
請求項(抜粋):
磁気共鳴画像撮影装置を用いて検査対象の形態を表わす三次元形態画像を撮影し、次いで、前記検査対象に刺激を印加しない安静期間に撮影した安静画像と、前記検査対象に前記刺激を印加した刺激印加期間に撮影した刺激印加画像とからなる時系列画像を取得し、前記安静画像と前記刺激印加画像の同一座標にある画素の信号変化から印加した前記刺激により活性化され反応した活性化領域を抽出する磁気共鳴画像撮影装置を用いた脳機能計測における活性化領域同定法において、前記形態画像から灰白質を抽出し灰白質データを作成する第1のステップと、前記時系列画像から所定の計算式を用いて前記活性化領域を抽出し脳機能データを作成する第2のステップと、前記灰白質データと前記脳機能データとを重ね合わせて前記灰白質上で前記活性化領域を同定する第3のステップとを有することを特徴とする活性化領域同定法。
引用特許:
審査官引用 (1件)

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