特許
J-GLOBAL ID:200903000268069602

永久磁石を利用した走行装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-107029
公開番号(公開出願番号):特開2008-265363
出願日: 2007年04月16日
公開日(公表日): 2008年11月06日
要約:
【課題】 駆動流体管内の左右内壁面に案内支持されて走行する管内走行体の左右車輪と、該管内走行体に磁気吸着により同期して上記駆動流体管の両外側面に案内支持されて走行する両管外走行体の車輪の負荷をバランスさせることで、上記管内走行体の車輪と両管外走行体の車輪の磨耗を軽減することができる永久磁石を利用した走行装置を提供する。 【解決手段】 基台Kに取付けられて延設された駆動流体管1内の上下、左右の内壁面2には管内走行体9が車輪10,11を介して走行可能に案内支持され、上記管内走行体9の内部には走行方向と直交する複数の永久磁石から成る主永久磁石群Aが配設され、且つ駆動流体管1の両外側面には一対の管外走行体29,30が車輪16,17を介して走行可能に案内支持され、両管外走行体29,30を連結した連結部材28の略中央下面には被搬送体38が装着され、主永久磁石群Aの磁極に対し従永久磁石群B1,B2が異極となるように配列されている。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
基台(K)に取付けられて一方側から他方側に向けて延設された駆動流体管(1)と、該駆動流体管(1)内の内壁面(2)に案内されて流体圧によって一方側から他方側に走行する管内走行体(9)と、上記駆動流体管(1)の外側面に支持されて上記管内走行体(9)の走行に追従して走行すべく被搬送体(38)を装備した管外走行体(29,30)と、上記管内走行体(9)内に配設された主永久磁石群(A)と、該主永久磁石群(A)の各磁極に対し互いに吸着し合う異極関係になるよう上記管外走行体(29,30)内に配設されて成る従永久磁石群(B1,B2)とから構成される永久磁石を利用した走行装置に於いて、 上記管内走行体(9)は、上記駆動流体管(1)内の上下、左右の内壁面(2)に車輪を介して支持された状態で走行可能に案内支持され、上記管内走行体(9)の内部には、走行方向と直交する複数の永久磁石から成る主永久磁石群(A)が配設され、且つ上記管外走行体(29,30)は、上記駆動流体管(1)の両側上面に車輪を介して一方側から他方側に走行可能に案内支持されると共に、上記駆動流体管(1)の両外側面に車輪を介して該駆動流体管(1)に沿って走行可能に案内支持される一対の走行体から構成され、上記一対の管外走行体(29,30)には、上記駆動流体管(1)の下面を跨いで連結部材(28)が一体的に連結されて該連結部材(28)の下面には上記被搬送体(38)が装着され、上記主永久磁石群(A)の各磁極に対向する各磁極が互いに吸着し合う異極関係となるように走行方向と直交する複数の永久磁石から成る従永久磁石群(B1,B2)が配列されて成り、上記管内走行体(9)の主永久磁石群(A)と管外走行体(29,30)の従永久磁石群(B1,B2)の内、何れか一方の主永久磁石群(A)又は従永久磁石群(B1,B2)の走行方向に沿った両端部(V)、(W)に、何れか他方の従永久磁石群(B1,B2)又は主永久磁石群(A)の走行方向に沿った両端部の永久磁石に対して互いに反発する同極となる反発用永久磁石(G1a,G1b,G2a,G2b)を設けたことを特徴とする永久磁石を利用した走行装置。
IPC (1件):
B61B 13/10
FI (1件):
B61B13/10
引用特許:
出願人引用 (1件)

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