特許
J-GLOBAL ID:200903000272681142
硬質皮膜
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-242484
公開番号(公開出願番号):特開2007-056305
出願日: 2005年08月24日
公開日(公表日): 2007年03月08日
要約:
【課題】本発明の目的は、硬質皮膜の耐高温酸化性、潤滑性と靭性の特性を犠牲にすることが無く、特に硬質皮膜の高硬度化による耐磨耗性と密着性の改善を目的とした。【解決手段】硬質皮膜は4a、5a、6a族、Al、Bから選択される1種以上の金属元素とSiを含み、C、N、Oから選択される1種以上の非金属元素からなり、該硬質皮膜はfcc構造の柱状組織を有し、該柱状組織中の結晶粒はSi含有量に差がある複数の層からなる多層構造を有し、該層間の境界領域では少なくとも結晶格子縞が連続している領域が存在し、ラマン分光分析による該α型Si3N4のピーク強度をIα、該β型Si3N4のピーク強度をIβとしたときに、1.0≦Iβ/Iα≦20.0であり、X線回折による(200)面の格子定数が0.4100nm以上、0.4300nm以下であることを特徴とする硬質皮膜である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
硬質皮膜は、4a、5a、6a族、Al、Bから選択される1種以上の金属元素とSiを含み、C、N、Oから選択される1種以上の非金属元素からなり、該硬質皮膜はfcc構造の柱状組織を有し、該柱状組織中の結晶粒はSi含有量に差がある複数の層からなる多層構造を有し、該層間の境界領域では少なくとも結晶格子縞が連続している領域が存在し、各層の厚みT(nm)が0.1≦T≦100、であり、該硬質皮膜中に存在するSiはα型Si3N4とβ型Si3N4の結晶質相として存在し、ラマン分光分析による該α型Si3N4のピーク強度をIα、該β型Si3N4のピーク強度をIβとしたときに、1.0≦Iβ/Iα≦20.0であり、X線回折による(200)面の格子定数が0.4100nm以上、0.4300nm以下であることを特徴とする硬質皮膜。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (21件):
3C037CC02
, 3C037CC04
, 3C046FF09
, 3C046FF11
, 3C046FF13
, 4K029AA04
, 4K029AA29
, 4K029BA41
, 4K029BA58
, 4K029BB02
, 4K029BB07
, 4K029BC01
, 4K029BC02
, 4K029BD05
, 4K029CA04
, 4K029CA06
, 4K029CA13
, 4K029DB04
, 4K029DC04
, 4K029DC39
, 4K029DD06
引用特許:
出願人引用 (8件)
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審査官引用 (2件)
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