特許
J-GLOBAL ID:200903000274587569

補助動力付き自転車の踏力センサー

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 允彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-331572
公開番号(公開出願番号):特開平10-157685
出願日: 1996年11月27日
公開日(公表日): 1998年06月16日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 補助動力付き自転車の踏力検出手段に使用される踏力センサーを、該センサーのレバーやリターンスプリングが破損しても、ペダル踏力と関係なく補助駆動力が最大に出力されてしまう虞のないものにする。【解決手段】 センサー軸の回動角度に応じて、入力側導体面の抵抗部分でブラシの接触位置が変わるようにし、入力部で所定電圧の電流を、該抵抗部分でのブラシの接触位置に応じた電圧のものとして、出力部から踏力信号として出力させるような踏力センサーにおいて、センサー軸の一端側に固定したレバーを、センサー軸に対して設けたリターンスプリングの付勢力で、反力により回動アームが移動する方向とは反対の側から回動アームに当接させると共に、リターンスプリングによる付勢方向へのセンサー軸の最大回動位置Sにおいて、出力側導体面94とブラシ86が非接触となるように構成する。
請求項(抜粋):
ペダル踏力をクランク軸から遊星ギア機構を介して合力軸に伝達すると共に、該踏力の反力が作用する遊星ギア機構中のギアに対して、押圧アームと回動アームをそれぞれ一体的に設け、該反力によるギアの回動を押圧アームを介して弾力的に受ける反力受部と、該反力受部の弾力に抗して回動するギアの回動角度を回動アームを介して検出する踏力センサーを設けて、該センサーの検出結果等に応じ、コントローラーを介して、電動モーターにより発生させる補助動力を制御し、該補助動力を合力軸に伝達するようにした補助動力付き自転車において使用される踏力センサーであって、遊星ギア機構中のギアの回動アームに対して、センサー軸の一端側に固定したレバーを当接させることで、センサー軸を回動アームの動きに追従して回動させ、センサー軸の他端側に固定した導体のブラシを、センサーの入力部と接続して抵抗部分を備えた入力側導体面と、センサーの出力部と接続する出力側導体面とに渡って接触させることで、センサー軸の回動角度に応じて、入力側導体面の抵抗部分でブラシの接触位置が変わるようにし、入力部で所定電圧の電流を、該抵抗部分でのブラシの接触位置に応じた電圧のものとして、出力部から踏力信号として出力させるような踏力センサーにおいて、センサー軸の一端側に固定したレバーが、センサー軸に対して設けたリターンスプリングの付勢力で、反力により回動アームが移動する方向とは反対の側から回動アームに当接されていると共に、リターンスプリングによる付勢方向へのセンサー軸の最大回動位置において、出力側導体面とブラシが非接触となるように構成されていることを特徴とする補助動力付き自転車の踏力センサー。
IPC (3件):
B62M 23/02 ,  B62J 39/00 ,  G01L 3/14
FI (4件):
B62M 23/02 N ,  B62M 23/02 J ,  B62J 39/00 J ,  G01L 3/14 L

前のページに戻る