産業車両の駆動力制御装置

発明者： ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：恩田博宣 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平11-294783
公開番号（公開出願番号）：特開2001-113984
出願日： 1999年10月18日
公開日（公表日）： 2001年04月24日
要約：

【要約】【課題】簡単な制御内容で駆動輪の路面に対する滑りを抑制する。【解決手段】変速機12の出力軸17に固定されたギヤ26の回転速度Ntを検出し、マイコン41が回転速度Ntから左右前輪14の回転加速度を演算する。マイコン41は、左右前輪14が滑り状態であることを判断するために設定した滑り判定値α0に対する回転加速度の偏差の加算値が正の値である間は、アクセル踏み込み量Accに拘らずスロットル開度THを制限スロットル開度TH0とする。又、回転加速度が滑り判定値を超える間は、進行側である例えば前進用クラッチ18のクラッチ圧を最大クラッチ圧から制限クラッチ圧Pfcl 0に制限する。

請求項（抜粋）：

エンジンの駆動力がトルクコンバータを介して入力され、クラッチ圧が変更されることで接続状態が調整される前進用クラッチ及び後進用クラッチのいずれか一方を介して前記駆動力を出力する変速機と、前記両クラッチのいずれか一方を接続するために切換操作される接続切換操作部材の切換位置を検出する接続切換検出手段と、前記各クラッチ毎に設けられ、クラッチに供給する油圧を制御してクラッチの接続及び切断を行うための電磁油圧制御弁と、前記切換位置に応じて前記各電磁油圧制御弁を制御し、前記各クラッチを接続又は切断するクラッチ制御手段とスロットル操作部材のスロットル操作量を検出するスロットル操作量検出手段と、前記エンジンのスロットル開度を変更するためのスロットルアクチュエータと、前記スロットル操作量に基づき、該スロットル操作量に対して予め設定されている前記スロットル開度に前記スロットルアクチュエータを制御するスロットル制御手段とを備えた産業車両の駆動力制御装置において、前記エンジンから前記駆動輪までの駆動力伝達系に連結された回転部材の回転速度を駆動輪回転速度として検出する回転速度検出手段と、前記駆動輪回転速度の回転速度から、前記駆動輪の回転加速度を演算する回転加速度演算手段とを備え、前記スロットル制御手段は、前記回転加速度が、少なくとも前記駆動輪が滑り状態であることを判定するために予め設定されている滑り判定値を超える大きさとなっているときには、前記スロットル開度を、前記スロットル操作手段の操作量に対して設定されるスロットル開度よりも小さい大きさに制限する産業車両の駆動力制御装置。

IPC (7件)：

B60K 41/02 , B60K 41/28 , B66F 9/22 , F02D 9/02 341 , F02D 11/10 , F02D 29/00 , F02D 29/04

FI (8件)：

B60K 41/02 , B60K 41/28 , B66F 9/22 X , F02D 9/02 341 F , F02D 11/10 F , F02D 29/00 B , F02D 29/00 H , F02D 29/04 G

Fターム (42件)：

3D041AA48 , 3D041AB07 , 3D041AC08 , 3D041AC15 , 3D041AD04 , 3D041AD17 , 3D041AD51 , 3D041AE04 , 3D041AE14 , 3D041AE22 , 3D041AE41 , 3D041AF00 , 3D041AF03 , 3F333AA02 , 3F333AB13 , 3F333FA20 , 3F333FA31 , 3F333FD20 , 3F333FE04 , 3F333FE09 , 3G065CA10 , 3G065DA04 , 3G065FA06 , 3G065FA08 , 3G065GA11 , 3G065GA28 , 3G065GA41 , 3G065GA46 , 3G065KA36 , 3G093AA05 , 3G093BA01 , 3G093DA06 , 3G093DB03 , 3G093DB05 , 3G093DB10 , 3G093EA09 , 3G093EB02 , 3G093EB04 , 3G093EC01 , 3G093FA11 , 3G093FA14 , 3G093FB05

引用特許：

審査官引用 (15件)

自動変速機の変速制御装置
公報種別：公開公報出願番号：特願平4-284352 出願人：三菱重工業株式会社
特開平2-149737
特開昭62-137255

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