特許
J-GLOBAL ID:200903000277960481

容量可変型圧縮機及び容量可変型圧縮機の容量制御弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-336968
公開番号(公開出願番号):特開2000-161234
出願日: 1998年11月27日
公開日(公表日): 2000年06月13日
要約:
【要約】【課題】 従来の内部制御弁を備えた圧縮機に簡易な工夫を施すことだけで吐出容量を外部から変更可能とする。【解決手段】 圧縮器に設けた容量制御弁60の感圧室63を通路50を介して吸入室38に連通する。感圧室63の内圧によって変位するベローズ66によって弁体72が開閉動作する弁室62の下側領域には吐出室39を連通するとともにロッドガイド64と感圧ロッド65との間に設けたクリアランス59によって感圧室63を連通する。弁室62の上側領域にはクランク室15を連通し、吐出室39がクランク室15に弁室62を介して連通されるようにする。通路50上には弁室62の下側領域から感圧室63に導入される高圧冷媒ガスの吸入室38への放出を制御する電磁開閉弁51を設けるとともに電磁開閉弁51を迂回して感圧室63を吸入室38に常時連通する迂回通路50aを設ける。
請求項(抜粋):
吸入圧領域から吸入したガスを高圧化し、クランク室の内圧に応じて可変される吐出容量で吐出圧領域に吐出する容量可変型圧縮機において、前記吸入圧領域のガスの吸入圧に圧力が相関する検知圧領域と連通するとともに前記吐出圧領域から高圧ガスを導入可能な感圧室と、前記吐出圧領域又は前記吸入圧領域に連通するとともに前記クランク室に連通する弁室と、前記弁室に設けられ弁開度を調節可能な弁体と、前記感圧室内に設けられ、前記検知圧領域のガスの検知圧に応じて前記弁開度を調整するための付勢作用を有し前記弁体に作動連結された感圧機構とを備え、前記検知圧に相関する感圧室の内圧に基づいて弁開度を調整する容量制御弁と、前記吐出圧領域から前記感圧室への高圧ガスの導入量を制御、又は、前記吐出圧領域から前記感圧室に導入されるガスの感圧室から前記吸入圧領域への放出量を制御するために開度が制御される電磁流量制御弁とを備え、前記電磁流量制御弁の開度が制御されることで、前記感圧機構が弁開度を調整するときの検知圧が変更される容量可変型圧縮機であって、前記容量制御弁には、前記吐出圧領域から前記弁室に導入された高圧ガスを前記感圧室に導入するためのガス導入通路、又は、前記吐出圧領域から前記感圧室に導入された高圧ガスを前記弁室の吸入圧領域に放出するためのガス放出通路を設けた容量可変型圧縮機。
IPC (2件):
F04B 49/00 361 ,  F04B 27/14
FI (2件):
F04B 49/00 361 ,  F04B 27/08 S
Fターム (18件):
3H045AA04 ,  3H045AA10 ,  3H045AA13 ,  3H045AA27 ,  3H045BA19 ,  3H045BA30 ,  3H045CA28 ,  3H045DA25 ,  3H045EA33 ,  3H076AA06 ,  3H076BB33 ,  3H076CC20 ,  3H076CC27 ,  3H076CC41 ,  3H076CC84 ,  3H076CC85 ,  3H076CC92 ,  3H076CC93

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