特許
J-GLOBAL ID:200903000283914106

空気入りタイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苗村 正
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-338575
公開番号(公開出願番号):特開平8-175119
出願日: 1994年12月27日
公開日(公表日): 1996年07月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】操縦安定性と乗り心地性能を犠牲にすることなく、転がり抵抗を減じうる空気入りタイヤを提供する。【構成】カーカス折返し端X1を、タイヤ断面高さHの0.15倍以下の高さHcに位置させ、ベルト端X2と、折返し端X1との間のサイドウォール部領域Y内に、カーカスの外面に厚さが0.3mm以上1.0mm以下の短繊維補強層11を配する。短繊維補強層は、ブタジエンゴム40〜70重量部に対して、天然ゴムおよび/又はイソプレンゴム30〜60重量部を配合したゴム成分に、短繊維とカーボンブラックとを含有し、かつ短繊維の90%以上が、タイヤ周方向に対して±20 ゚の範囲の角度で配向され、しかもこの配向方向の複素弾性率E*aと、配向方向に直角な方向の複素弾性率E*bとの比が5以上である。
請求項(抜粋):
トレッド部からサイドウォール部を経てビード部のビードコアの廻りを折り返す折返し部を有するカーカスと、このカーカスの半径方向外側かつトレッド部内方に配されるベルトプライからなり、しかも最もカーカス側に位置する内のベルトプライのタイヤ軸方向巾を、トレッド巾TWの0.8倍以上かつ1.2倍以下としたベルト層と、前記ビードコアからタイヤ半径方向外側に向けて先細状でのびるビードエーペックスとを具えるとともに、前記カーカスは、前記折返し部の半径方向外端である折返し端を、ビードベースラインからタイヤ断面高さHの0.15倍以下の高さに位置させ、かつ前記ビードエーペックスの先端を、ビードベースラインからタイヤ断面高さHの0.25倍以下の高さに位置させてなる偏平率が60%以上の空気入りタイヤであって、前記トレッド部は、損失正接(tanδ)が0.14以下のゴム組成物を、トレッド面に配する一方、前記内のベルトプライのタイヤ軸方向外端であるベルト端と、前記カーカスの折返し端との間のサイドウォール部領域内に、前記カーカスのタイヤ軸方向外面に沿って環板状にのびる厚さが0.3mm以上かつ1.0mm以下の短繊維補強層を配するとともに、この短繊維補強層は、ブタジエンゴム40〜70重量部に対して、天然ゴムおよび/又はイソプレンゴム30〜60重量部を配合したゴム成分の100重量部中に、10〜30重量部の短繊維と、30重量部以下のヨウ素吸着量が30〜90mg/gであるカーボンブラックとを含有し、かつ前記短繊維の90%以上が、タイヤ周方向に対して±20 ゚の範囲の角度で配向され、しかもこの配向方向の複素弾性率E*aと、配向方向に直角な方向の複素弾性率E*bとの比(E*a/E*b)が5以上であることを特徴とする空気入りタイヤ。
IPC (7件):
B60C 13/00 ,  B60C 1/00 ,  B60C 15/06 ,  C08K 3/04 KCT ,  C08K 7/02 ,  C08L 7/00 LBD ,  C08L 9/00 KDW

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