特許
J-GLOBAL ID:200903000288834658

噴霧焙焼法によるフエライト粉体の製造方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 椎名 彊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-235691
公開番号(公開出願番号):特開平5-051218
出願日: 1991年08月23日
公開日(公表日): 1993年03月02日
要約:
【要約】【目的】 高蒸気圧物質を含む多成分の原料を、一工程で原料の金属元素比とほぼ同じ金属元素比をもつ、不純物の少ない組成の安定した複合酸化物を得ることの出来る噴霧焙焼法及び装置を提供する。【構成】 金属塩化物の混合液を噴霧焙焼によって複合酸化物微粒子からなるフェライト粉体中のZnの偏差を少なくする方法において、噴霧液滴粒径を200μm以下とし、かつ、噴霧焙焼後直ちに10秒以内で400°C以下に冷却すると共に、冷却後焙焼粉を露点以上に保持しながら回収する噴霧焙焼法によるフェライト粉体の製造方法及びその装置にある。【効果】 従来行われている焙焼後の成分調整工程や、脱Cl工程の負荷軽減、更には工程が省略され、大幅なコストダウンと共に品質の向上が可能となる。
請求項(抜粋):
金属塩化物の混合液を噴霧焙焼によって複合酸化物微粒子からなるフェライト粉体中のZnの偏差を少なくする方法において、噴霧液滴粒径を200μm以下とし、かつ、噴霧焙焼後直ちに10秒以内で400°C以下に冷却すると共に、冷却後焙焼粉を露点以上に保持しながら回収することを特徴とする噴霧焙焼法によるフェライト粉体の製造方法。

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