特許
J-GLOBAL ID:200903000293952839

コンクリート基材への含浸材の含浸方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-064068
公開番号(公開出願番号):特開平9-255453
出願日: 1996年03月21日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 コンクリートの改質範囲の拡大。【解決手段】 脱気処理では、コンクリート基材10が密閉容器14内に収納される。このとき、配管12は、密閉容器14の壁面を接続管部12cが貫通するように収納し、この貫通部分にシール材16が設置され、配管12内および密閉容器14内からともに空気が脱気され、減圧される。基材10の脱気が十分に行なわれると、配管12内の減圧状態を維持しながら、密閉容器14内には、含浸材20が投入され、含浸材20に圧力が加えられる。このような条件で含浸材20を含浸させると、含浸材20の含浸範囲は、コンクリート基材10の内部に透気性配管12が埋設されていて、この部分から脱気し、かつ、その脱気状態を維持しながら含浸材20を加圧するので、含浸深さが深くなる。
請求項(抜粋):
硬化したコンクリート基材にモノマーが含まれた含浸材を含浸させた後に、熱水や放射線などにより前記モノマーを重合させるポリマーコンクリートの製造方法において、前記コンクリート基材の内部に透気性配管を埋設し、前記コンクリート基材を密閉容器内に収納する際に、前記透気性配管の一端側を前記密閉容器外に突出させ、前記密閉容器および前記透気性配管の内部をそれぞれ減圧するとともに、この減圧処理の後に、前記密閉容器内に前記含浸材を投入して密閉した後に、前記含浸材を加圧することを特徴とするコンクリート基材への含浸材の含浸方法。
IPC (2件):
C04B 41/63 ,  C08F 2/00 MCT
FI (2件):
C04B 41/63 ,  C08F 2/00 MCT

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