特許
J-GLOBAL ID:200903000294879825

車両用空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-002106
公開番号(公開出願番号):特開平10-193945
出願日: 1997年01月09日
公開日(公表日): 1998年07月28日
要約:
【要約】【課題】 部品点数の増加および組付工数の増加による製品価格の増加を招くことなく、冷風バイパスドア26により冷風バイパス通路25を開けない側の乗員の空調フィーリングの低下を抑えることが可能な車両用空気調和装置1を提供する。【解決手段】 冷風バイパスドア26が動いた時に、第1日射センサ54で検出したドライバー側の日射量と第2日射センサ55で検出したパッセンジャー側の日射量とを比較して、日射量の大きい方の乗員側が冷風バイパスドア26を動かしたと推測して、その動かした側と反対側の乗員側の吹き出される空気の目標吹出温度を冷風バイパスドア26の開度に応じて補正するようにした。これにより、冷風バイパスドア26を動かさない側の乗員の不快感が抑えられる。
請求項(抜粋):
(a)車両の第1の乗員に向けて空気を吹き出すための第1吹出口を有する第1空気通路と、(b)前記第1の乗員とは異なった第2の乗員に向けて空気を吹き出すための第2吹出口を有する第2空気通路と、(c)前記第1空気通路に設けられ、前記第1空気通路から吹き出される空気の吹出温度を可変する第1温度可変手段と、(d)前記第2空気通路に設けられ、前記第2空気通路から吹き出される空気の吹出温度を可変する第2温度可変手段と、(e)前記第1空気通路および前記第2空気通路の上流側の冷風を、前記第1温度可変手段および前記第2温度可変手段を迂回させて、前記第1吹出口および前記第2吹出口の両方に送るためのバイパス通路と、(f)前記第1の乗員または前記第2の乗員に操作されることにより前記バイパス通路の開度を可変するバイパスドアと、(g)このバイパスドアの開度を検出するドア開度検出手段を有し、前記ドア開度検出手段で検出する前記バイパスドアの開度が変化した時に、前記第1吹出口または前記第2吹出口から車室内に吹き出す空気の吹出温度を補正するように、前記第1温度可変手段または前記第2温度可変手段を制御する吹出温度制御手段とを備えた車両用空気調和装置。
IPC (3件):
B60H 1/00 101 ,  B60H 1/00 102 ,  B60H 1/00 103
FI (3件):
B60H 1/00 101 J ,  B60H 1/00 102 M ,  B60H 1/00 103 L

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