特許
J-GLOBAL ID:200903000295784410

画像の手振れ判定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小池 晃 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-296533
公開番号(公開出願番号):特開平5-110929
出願日: 1991年10月17日
公開日(公表日): 1993年04月30日
要約:
【要約】【目的】 画像の動きベクトルが手振れに起因するものであるか否かを確実に判定できる画像の手振れ判定装置を提供する。【構成】 現フレームのブロックの各画素の画像データと代表点メモリ41から読み出される前フレームのブロックの代表点画素の画像データとの差分の絶対値が所定の条件を満たす画素を条件判定回路43により判定し、その判定結果に応じた度数分布表を度数分布表形成回路44により形成する。手振れクトル判定回路45は、上記度数分布表について、画像の動きベクトルにより指定される座標の近傍で所定値以上の度数値を有する座標の数を算出し、その算出値が所定値以下の場合に、上記動きベクトルが手振れに起因するものであると判定する。
請求項(抜粋):
入力ビデオ信号で構成される1フレームの画像を複数に分割した各ブロック毎の代表点画素の画像データの値Ik (0,0)を記憶するメモリと、現フレームのブロックの各画素の画像データIk (x,y)と上記メモリから読み出される前フレームのブロックの代表点画素の画像データIk-1 (0,0)との差分の絶対値|{Ik-1 (0,0)-Ik (x,y)}|を検出する差分検出手段と、上記差分検出手段により検出された各ブロックのフレーム差分絶対値|{Ik-1 (0,0)-Ik (0,0)}|が、Ik-1 (0,0)≒Ik (0,0)なる第1の判定条件を満たし、且つ、判定のしきい値をThI として、|{Ik-1 (0,0)-Ik (x,y)}|≧ThI なる第2の判定条件を満たすか否かを判定する条件判定手段と、1 ブロック分の画素配列に対応する座標を有し、上記条件判定手段による判定出力に基づいて、上記条件を満たす画素が検出される毎に度数f(x,y)をインクリメントして度数分布表を形成する度数分布表形成手段と、上記度数分布表形成手段により形成された度数分布表について、画像の動きベクトルにより指定される座標の近傍の複数の座標のうち、所定値よりも大きい度数値を有する座標の数を算出し、その算出値が所定値よりも小さい場合に、上記動きベクトルが画像の手振れに起因するものであるとする手振れベクトル判定手段とを備えることを特徴とする画像の手振れ判定装置。

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