特許
J-GLOBAL ID:200903000300520192

過回転防止機能付き内燃機関用点火装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 英俊 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-140448
公開番号(公開出願番号):特開平6-346830
出願日: 1993年06月11日
公開日(公表日): 1994年12月20日
要約:
【要約】【目的】機関の過回転を確実に防止できる内燃機関用点火装置を提供する。【構成】機関の最大進角位置及び最小進角位置でそれぞれ第1及び第2のパルス信号Vs1及びVs2を発生させる。両パルス信号により点火位置演算回路3を制御して進角特性を得るための点火信号Vtnを発生させ、第2のパルス信号Vs2により始動時用の点火信号Vtsを得る。第2のパルス信号が消滅する位置で第3のパルス信号Vp を発生させ、各第3のパルス信号の発生位置から次の第3のパルス信号の発生位置までを積分区間として積分電圧Vc3を発生させる。積分電圧Vc3を基準電圧Vr と比較して始動時用の点火信号Vtsが消滅する位置まで持続し得るトリガ信号Vj を発生させる。トリガ信号Vj が発生している期間速度制限用スイッチ回路7を導通させて点火回路1に点火信号が与えられるのを阻止する。
請求項(抜粋):
点火タイミング信号が与えられたときに点火用の高電圧を発生する点火回路と、内燃機関の最大進角位置と最小進角位置とでそれぞれ第1及び第2のパルス信号を発生する信号発電機と、前記第1及び第2のパルス信号により制御されて、内燃機関の回転速度の変化に伴って最大進角位置と最小進角位置との間で発生位置が変化する進角用点火信号を発生する点火位置演算回路と、前記第2のパルス信号が発生している間始動時用点火信号を発生する始動時用点火信号発生回路と、前記進角用点火信号及び始動時用点火信号を前記点火回路に点火タイミング信号として与える点火タイミング信号供給回路と、導通した際に前記点火タイミング信号を点火回路から側路するように設けられた速度制限用スイッチ回路と、内燃機関の回転速度が設定値を超えたときに前記速度制限用スイッチ回路にトリガ信号を与える速度制限用スイッチトリガ回路とを備えた内燃機関用点火装置であって、前記速度制限用スイッチトリガ回路は、前記第2のパルス信号が消滅したときに第3のパルス信号を発生するパルス発生回路と、前記第3のパルス信号が発生してから第1のパルス信号が発生するまでの区間積分コンデンサを一定の時定数で充電し、第1のパルス信号が発生してから第3のパルス信号が発生するまでの区間該積分コンデンサの両端の電圧を保持し、第3のパルス信号が発生したときに該積分コンデンサの電荷をほぼ瞬時に放電させる積分動作を行う速度制限用積分回路と、前記速度制限用積分回路の積分コンデンサの両端に得られる積分電圧を一定レベルの基準電圧と比較して、該積分電圧が基準電圧よりも低くなっている期間前記トリガ信号を発生する比較回路とを具備していることを特徴とする過回転防止機能付き内燃機関用点火装置。
IPC (2件):
F02P 11/02 301 ,  F02D 45/00 345

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