特許
J-GLOBAL ID:200903000300721457

弾性表面波フィルタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井桁 貞一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-338498
公開番号(公開出願番号):特開平6-188673
出願日: 1992年12月18日
公開日(公表日): 1994年07月08日
要約:
【要約】【目的】 本発明は梯子型の弾性表面波フィルタに関し、挿入損失を低減した弾性表面波フィルタを実現する。【構成】 弾性表面波フィルタ10は、直列腕3に配された第1の弾性表面波共振器1と並列腕4に配された第2の弾性表面波共振器2とを有しており、第1の共振器1の共振周波数frsと第2の共振器2の反共振周波数fapは中心周波数fcで略一致している。弾性表面波共振器1および2は、36°±3°Y-X LiTaO3基板上にAlまたはAl合金からなる電極を、電極膜厚hが第1の共振器1の電極指周期λsと第2の共振器2の電極指周期λpの平均となる、平均電極指周期λの4%以上10%以下になるように形成する。更には、第1の共振器1の反共振周波数fasと第2の共振器2の共振周波数frpの周波数差Δfが、中心周波数fcの3%以上5%以下となるように構成する。
請求項(抜粋):
直列腕(3)に配され、所定の共振周波数(frs)および反共振周波数(fas)を有し、電極が電極指周期(λs)で形成された第1の一端子対弾性表面波共振器(1)と、並列腕(4)に配され、所定の共振周波数(frp)および、前記第1の共振器(1)の共振周波数(frs)と中心周波数(fc)で略一致する反共振周波数(fap)を有し、電極が電極指周期(λp)で形成された第2の一端子対弾性表面波共振器(2)とを有する梯子型の弾性表面波フィルタであって、前記共振器(1,2)が、リチウムタンタレート単結晶のX軸廻りにZ軸方向へ36度±3度回転させたY板から切りだした基板上に、アルミニウムまたはアルミニウム合金よりなる電極を、該電極の膜厚(h)が前記第1の共振器(1)の電極指周期(λs)と、前記第2の共振器(2)の電極指周期(λp)との平均である、平均電極指周期(λ)の4%以上10%以下になるように形成されたことを特徴とする弾性表面波フィルタ。
IPC (2件):
H03H 9/25 ,  H03H 9/64
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-265009
  • 特開昭59-000213

前のページに戻る