特許
J-GLOBAL ID:200903000319392837

電気泳動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-016606
公開番号(公開出願番号):特開平10-170480
出願日: 1993年08月10日
公開日(公表日): 1998年06月26日
要約:
【要約】【目的】分子量分離された試料を簡便、高感度に、蛍光または光吸収測定する電気泳動装置を提供する。高スループットでDNA塩基配列を計測できる装置を提供する。【構成】ゲルを充填したキャピラリー1a〜1tとキャピラリー2a〜2tとを同軸に且つ一定の長さの間隙部3a〜3tを保持するように蛍光セル4内に固定する。蛍光セルにシース液を落差により注入して、間隙部3a〜3tを泳動する試料をシースフロー状態とする。キャピラリー及びゲルのない部分、間隙部3a〜3tにおいて蛍光または光吸収測定を行う。マルチ化したキャピラリーと像分割プリズムにより複数の試料を同時に、4塩基の識別を同時に行う。【効果】複数の試料を同時に泳動し同時計測できる電気泳動装置及びDNA塩基配列計測装置が簡便に実現できる。
請求項(抜粋):
蛍光標識された試料が泳動する泳動媒体を含む複数のキャピラリーと、該複数のキャピラリーのそれぞれの端が内部にほぼ直線上に配置されるセルと、前記それぞれの端部の近傍にシースフローを形成するために前記光学セルに流入させ緩衝液を保持する第1の容器と、前記セルから流出した前記緩衝液を保持する第2の容器と、前記シースフローの中で前記試料に光を照射する光照射手段と、前記光の照射により生じる前記試料から発する蛍光を検出する光検出手段とを有し、前記セル内の液面を前記第2の容器の液面より高く保持して、落差を利用して前記緩衝液を流して前記シースフローを形成することを特徴とする電気泳動装置。
IPC (2件):
G01N 27/447 ,  G01N 21/64
FI (3件):
G01N 27/26 325 A ,  G01N 21/64 Z ,  G01N 27/26 315 K
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-264859
  • 特表平2-503354

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