特許
J-GLOBAL ID:200903000322565297

非接触データ送受信方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田澤 博昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-103656
公開番号(公開出願番号):特開平10-293822
出願日: 1997年04月21日
公開日(公表日): 1998年11月04日
要約:
【要約】【課題】 質問器による応答器の選定を効率的に行い、これによって総合的な通信効率を高める。【解決手段】 質問器が応答器に対し認証コマンドを送信することにより、フラグがセットされていないすべての応答器は質問器の認証コマンドに対しそれぞれ自己のIDを応答し、これに対し、質問器は応答器から返信されたIDを受信するとともに、受信したIDの中、応答強度がもっとも強いIDを検出した状態で、このIDを有する応答器に対し、コマンドを送信するとともに、この応答器のみが認証済みフラグをセットし、同時に質問器に対しIDが一致した旨を応答し、これによって質問器はIDが一致した応答器の存在を確認し、かつそのIDをテーブルに登録し、以下残りの応答器が認証済みフラグをすべてセットするまで上記通信を繰り返す。
請求項(抜粋):
質問器から応答器に対し、認証コマンドを送信するとともに、上記応答器はこの認証コマンドを受信および復調し、上記認証コマンドの指示に従い、上記質問器に対し応答用データを送信する1台または複数台の非接触応答器の組み合わせからなる通信装置において、上記応答器は所定のビット数からなるIDとID応答完了を示すフラグおよび質問器からの命令によりその内容を操作することの出来るメモリを有し、上記質問器は複数の上記応答器のIDを記憶するテーブルを有し、上記質問器が上記応答器に対し認証コマンドを送信することにより、上記フラグがセットされていない、すべての応答器は上記質問器の認証コマンドに対しそれぞれ自己のIDを一斉に応答し、これに対し、上記質問器は上記応答器から一斉に返信されたIDの中、応答強度がもっとも強い応答器のIDを検出した状態で、このIDを指定して上記応答器に対し、コマンドを送信し、一方、このコマンドを受信した応答器の中、自己のIDと一致するIDを有する応答器のみがフラグをセットし、受信コマンドに対応した応答器のみが上記質問器に対しIDが一致した旨を応答し、上記質問器はIDが一致した応答器からの応答を受信するとともに、その応答器の存在を確認し、かつそのIDが一致した応答器のIDを上記テーブルに登録し、その後、あらためて認証コマンドを上記複数の応答器に対して発行し、この認証コマンドを受信した上記応答器の中、フラグがすでにセットされている応答器以外の応答器が上記質問器に対し自己のIDを応答し、以下残りの応答器がフラグをすべてセットするまで上記通信を繰り返すようにした非接触データ送受信方法。
IPC (3件):
G06K 17/00 ,  H04B 1/59 ,  H04L 9/32
FI (3件):
G06K 17/00 F ,  H04B 1/59 ,  H04L 9/00 673 B
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平1-201793
  • 移動体用通信制御方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-260142   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 特開平1-201793

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