特許
J-GLOBAL ID:200903000327535531

原燃料荷役管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井上 春季 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-309737
公開番号(公開出願番号):特開平6-135565
出願日: 1992年10月26日
公開日(公表日): 1994年05月17日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、複数種類の原燃料の荷揚げを行う荷役プロセスにおいて、運搬船の停泊期間延長に伴う滞船コストの発生を最小に抑える方法を提供する。【構成】 各運搬船の目標荷役時間を設け、バースの使用予測と着岸予定時刻をもとに、着岸時刻、離岸時刻及び停泊期間を設定し、各々の停泊期間を作業単位に分割し、全作業単位において滞船コストが最小になるように、単位作業毎に荷役機器の割り付けを行う機構において、作業単位と荷役機器の割り付けパターンの組み合わせを一つのユニットとしてたネットワークによる収束計算法とランダム探索法の複合構造を構成し、最適な組み合わせを選択し、着岸時刻、離岸時刻を再計算することによって、滞船コスト最小の荷役計画を立案し、該計画に従って運搬船の着岸及び原燃料荷役の管理を行う。
請求項(抜粋):
複数種類の銘柄の原燃料荷役要求に対して、予め定められている原燃料運搬船の停泊期間内に、限定された荷役機器により荷役作業を行うプロセスにおいて、長期間の上記原燃料運搬船の入港、着岸予定、原燃料入荷予定量及び複数のバースについての接岸能力並びに付設された複数の荷役機器の荷役能力に基づいて、複数の予定された運搬船に対して、原燃料入荷予定量から目標荷役時間を設定し、該複数の予定された運搬船毎の大きさと接岸能力から接岸できるバースの候補を求め、該複数の予定された運搬船に対して、入港予定時刻の早い運搬船から、入港から着岸までの沖待ち時間が最小になるようにバース及び着岸時刻を決定し、各設定した停泊期間内で当該運搬船の停泊期間の重船する時間帯を基準にして時間分割した荷役作業単位を設定し、前作業単位において停泊期間延長に伴う総滞船コストが最小になるように、作業単位毎に荷役機器の割り付けパターンを選択し、該選択した荷役機器の割付パターンによって、各運搬船の着岸時刻と離岸時刻を再計算することによって、長期的な荷役作業スケジュールを編成し、該スケジュールに従って原燃料荷役を行うことを特徴とする原燃料荷役管理方法。

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