特許
J-GLOBAL ID:200903000330579140

多段気・液分離型凝縮器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀬谷 徹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-169024
公開番号(公開出願番号):特開平11-142023
出願日: 1998年06月16日
公開日(公表日): 1999年05月28日
要約:
【要約】【課題】 車輛用の熱交換機における凝縮器より排出される冷媒が、液相を維持する多段気・液分離型凝縮器を提供する。【解決手段】 少なくとも3個の隔室を有する第1ヘッダと、少なくとも2個の隔室を有し、前記第1ヘッダと平行に配置される第2ヘッダと、一定の間隔をおいて互いに平行に配置され、各々の両端部において前記第1ヘッダと前記第2ヘッダに結合される多数のチューブと、前記チューブ等の隣接するチューブ間に介在する多数のフィンと、前記第1ヘッダ又は前記第2ヘッダに連結される受液器と、前記第1ヘッダの中間隔室に設けられる冷媒流入口と、前記第1ヘッダ、第2ヘッダの中でいずれか一つに、又は前記受液器に設けられ冷媒流入出口を備える構成とする。
請求項(抜粋):
少なくとも3個の隔室を有する第1ヘッダ;少なくとも2個の隔室を有し、前記第1ヘッダと平行に配置される第2ヘッダ;一定の間隔を置いて互いに平行に配置され、各々の両端部において前記第1ヘッダと前記第2ヘッダに結合される多数のチューブ;前記チューブ等の隣接するチューブの間に介在する多数のフィン;前記第1ヘッダ又は前記第2ヘッダに連結される受液器;前記第1ヘッダの中間隔室に設けられる冷媒流入口;前記第1ヘッダ,第2ヘッダの中でいずれか一つに、又は前記受液器に設けられる冷媒流出口を備え;前記冷媒は、前記冷媒流入口を通じて流入され、多数のチューブを通じて決められる第1冷媒流路,前記第1冷媒流路を通過した前記冷媒の中で気相の冷媒を再凝縮させるために多数のチューブを通じて決められる第2冷媒流路,前記第1冷媒流路の下部に位置し前記第1冷媒流路を通過した前記冷媒の中で、凝縮した液相の冷媒が流れるよう多数のチューブを通じて決められる第3冷媒流路を通じて流れ;前記第1冷媒流路を流れながら凝縮し続けられた冷媒は、前記第2ヘッダ内において一次的に気・液相が分離され、気相の冷媒は前記第2冷媒流路を流れながら再凝縮された後、前記受液器が配置されたヘッダの上部隔室と前記受液器との間に設けられている上部疎通路を通じて前記受液器に流出され、気・液相が分離された液相の冷媒は前記第3冷媒流路を通じて前記冷媒流出口の方に流れ、前記受液器が配置されたヘッダの下部隔室と前記受液器との間に設けられている下部疎通路を通じて前記受液器と前記受液器が配置されたヘッダとの間に前記冷媒が疎通され、前記受液器に流入された冷媒は、前記受液器に存在する一定量の液相の冷媒との関係により二次的に気・液相が分離されることを特徴とする多段気・液分離型凝縮器。
IPC (3件):
F25B 39/04 ,  F28D 1/053 ,  F28F 9/02 301
FI (3件):
F25B 39/04 S ,  F28D 1/053 A ,  F28F 9/02 301 D
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-070951

前のページに戻る