特許
J-GLOBAL ID:200903000331802293

衝撃吸収式ステアリングコラム装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小山 欽造 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-004072
公開番号(公開出願番号):特開平9-188265
出願日: 1996年01月12日
公開日(公表日): 1997年07月22日
要約:
【要約】【目的】 車種に応じたエネルギ吸収性能を有する構造を、設計及び部品製作を容易にして安価に実現可能にする。【構成】 二次衝突時には支持ブラケット5が、ステアリングコラム1と共に前方に変位する。エネルギ吸収プレート27は、ボルト21に支持されたまま変位しない。このエネルギ吸収プレート27の前半部で、支持ブラケット5の垂下板部23に形成した透孔24よりも前方に突出した部分は、幅広部29としている。上記支持ブラケット5の前方への変位に伴って、上記透孔24がこの幅広部29を扱き、この幅広部29の断面形状を変化させる。この様な幅広部の塑性変形に基づき、二次衝突のエネルギを吸収する。
請求項(抜粋):
前方に向いた強い荷重に基づく前方への離脱を自在として車体に固定の部分に支持されたステアリングコラムと、このステアリングコラムに固定された部分に前後方向に貫通する状態で形成された透孔と、塑性変形自在な板材により造られて前後方向に配設されたエネルギ吸収プレートとを備え、このエネルギ吸収プレートの中間部を上記透孔に挿通すると共に、このエネルギ吸収プレートの後端部を上記車体に固定の部分に結合した衝撃吸収式ステアリングコラム装置に於いて、上記エネルギ吸収プレートは全体を平板状に形成されて、幅狭部とこの幅狭部の前側に設けられた幅広部とを備えたものであり、上記透孔は、上記幅狭部を挿通できるが上記幅広部を挿通できない直線部の端部から折れ曲がり部を連続させたものであり、組立状態で上記透孔の直線部には上記幅狭部が挿通されて、上記幅広部がこの透孔よりも前方に突出している事を特徴とする衝撃吸収式ステアリングコラム装置。

前のページに戻る