特許
J-GLOBAL ID:200903000332907773

アクチン及びミオシンにおけるキャッチ状態形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西村 竜平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-331159
公開番号(公開出願番号):特開2006-137734
出願日: 2004年11月15日
公開日(公表日): 2006年06月01日
要約:
【課題】アクチンとミオシン又はミオシンを含むフィラメントとによるリラックス状態からキャッチ状態を引き起こす仕組みは、明らかになっていない部分があり、簡単に再構成することは難しかった。 【解決手段】アクチン及びモータタンパク質であるミオシンと、このミオシンとともに太いフィラメントを構成するツイッチンを脱リン酸化するセリン/スレオニンプロテインホスファターゼ2Bという脱リン酸化酵素を用いて、アクチンとミオシン又はミオシンを含むフィラメントとが結合していないリラックス状態から、アクチンとミオシン又はミオシンを含むフィラメントとが低エネルギー消費で高い張力を保って結合するキャッチ状態へ変換するようにするとともに、プロテインキナーゼAを用いてリン酸化し、前記キャッチ状態から前記リラックス状態へ変換し、これらキャッチ状態とリラックス状態とを可逆的に変換し得るようにした。【選択図】図1
請求項(抜粋):
アクチンとミオシンとこのミオシンとともに太いフィラメントを構成するツイッチンとを備えた筋肉を構成するタンパク質の状態変換方法であって、 前記ツイッチンを、セリン/スレオニンプロテインホスファターゼ2Bを用いて脱リン酸化し、 前記アクチンと前記ミオシン又はミオシンを含むフィラメントとが結合していないリラックス状態から、 前記アクチンと、前記ミオシン又はミオシンを含むフィラメントとが所定の張力を保って結合するキャッチ状態へ変換するようにしている状態変換方法。
IPC (3件):
C07K 1/113 ,  C12P 21/02 ,  C12N 5/06
FI (3件):
C07K1/113 ,  C12P21/02 B ,  C12N5/00 E
Fターム (13件):
4B064AG01 ,  4B064CA21 ,  4B064CB27 ,  4B064DA01 ,  4B065AA90X ,  4B065AC20 ,  4B065CA24 ,  4B065CA44 ,  4H045AA50 ,  4H045BA05 ,  4H045BA40 ,  4H045EA20 ,  4H045FA50
引用特許:
審査官引用 (1件)
引用文献:
前のページに戻る