特許
J-GLOBAL ID:200903000339941721

ラッシュアジャスタ及びそのプランジャの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 後呂 和男 ,  ▲高▼木 芳之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-368011
公開番号(公開出願番号):特開2004-197665
出願日: 2002年12月19日
公開日(公表日): 2004年07月15日
要約:
【課題】プランジャにおける低圧室の下端部を構成する部分の硬度低下と、低圧室内の作動油の漏出を防止する。【解決手段】プランジャ20は、底壁部21の周縁から周壁部22を略一定の径のままで立ち上げた有底筒状部材20aからなり、周壁部22の上端開口から有底筒状部材20a内に仕切壁30を収容した後、周壁部30の上端部を略半球状に変形させて支承部26と通気孔27を形成した。有底筒状部材20aは単一部品なので、ロウ付けが不要であり、低圧室32を構成する部分がロウ付けに起因して硬度低下を来す虞はない。また、有底筒状部材20aには継ぎ目がないため、低圧室32内の作動油が漏出する虞もない。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
周壁に外部連通孔を開口させた有底筒状をなし、シリンダヘッドに対し、そのシリンダヘッド内の作動油供給路に前記外部連通孔を連通させた状態で固定されるシリンダと、 上端部にロッカアームを支承するための略半球状の支承部が形成されているとともにこの支承部の頂上部に通気孔が形成されており、周壁部に形成した内部連通孔を前記外部連通孔に連通させた状態で前記シリンダの内周面に摺接しつつ上下移動可能なプランジャと、 このプランジャの内部に収容され、前記内部連通孔よりも高い位置まで上方へ立ち上がった形態の筒状をなす仕切壁とを備え、 前記仕切壁で囲まれた空間が低圧室とされ、 前記シリンダの中空内下端部には、前記プランジャの底壁によって前記低圧室との間を仕切られた高圧室が形成され、 前記プランジャの底壁部には、前記低圧室と前記高圧室との間を連通可能であって逆止弁の一部を構成する弁口が形成されており、 前記シリンダヘッドの作動油供給路から、前記外部連通孔、前記内部連通孔、及び前記プランジャの内周面と前記仕切壁の外周面との間の流通路を順に通って供給された作動油が、前記低圧室内と前記高圧室内に貯留されたラッシュアジャスタにおいて、 前記プランジャが、前記底壁部の周縁から継ぎ目無く前記周壁部を略一定の径のままで立ち上げた有底筒状部材からなり、前記周壁部の上端の開口から前記有底筒状部材内に前記仕切壁を収容した後に、前記周壁部の上端部を略半球状をなすように縮径変形させることで前記支承部及び前記通気孔が形成されていることを特徴とするラッシュアジャスタ。
IPC (1件):
F01L1/24
FI (2件):
F01L1/24 G ,  F01L1/24 D
Fターム (27件):
3G016AA06 ,  3G016AA19 ,  3G016BB32 ,  3G016BB39 ,  3G016CA02 ,  3G016CA05 ,  3G016CA07 ,  3G016CA08 ,  3G016CA11 ,  3G016CA12 ,  3G016CA27 ,  3G016CA30 ,  3G016CA32 ,  3G016CA33 ,  3G016CA36 ,  3G016CA51 ,  3G016CA52 ,  3G016CA57 ,  3G016DA19 ,  3G016DA20 ,  3G016FA06 ,  3G016FA09 ,  3G016FA29 ,  3G016FA37 ,  3G016GA01 ,  3G016GA02 ,  3G016GA03
引用特許:
審査官引用 (5件)
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