特許
J-GLOBAL ID:200903000344065395

内燃機関の空燃比学習制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-175235
公開番号(公開出願番号):特開平5-018302
出願日: 1991年07月16日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】【目的】運転領域を段階的に狭めて行われる運転領域別の空燃比学習において、初期学習による空燃比収束性を向上させる。【構成】初期においては、4つに区分された運転領域別に学習を行わせ、前記4つの領域の中で学習が収束した領域については、その領域を更に16に区分した細分領域別に空燃比学習させる。ここで、前記4つに区分された領域別に行われる初期学習において、アイドル運転状態を含む領域(=領域φ)については(S25)、含まれる運転条件全てで学習を行わせるのではなく、アイドル運転状態においてのみ空燃比学習を行わせる(S26)。そして、前記アイドル運転状態を含む領域については、アイドル運転状態に対応する空燃比学習が収束してから、運転領域の区分数を増大させた学習へと移行させる。
請求項(抜粋):
機関吸入混合気の空燃比を検出する空燃比検出手段と、該空燃比検出手段で検出された空燃比と目標空燃比とを比較して実際の空燃比を前記目標空燃比に近づけるように空燃比フィードバック補正値を演算する空燃比フィードバック補正値演算手段と、機関運転条件に基づき複数に区分される各運転領域別に前記空燃比フィードバック補正値を学習し、該学習結果を空燃比学習補正値として前記運転領域毎に更新して記憶する空燃比学習手段と、該空燃比学習手段において空燃比フィードバック補正値を学習する各運転領域の領域範囲を学習進行に応じて狭めるように、運転領域の区分数を学習の進行に応じて段階的に増大させる学習区分数制御手段と、該学習区分数制御手段によって所定の最大区分数よりも少ない区分数に制御されているときに、区分された複数運転領域の中の少なくとも1つの運転領域において該運転領域に含まれる所定の限定運転領域のときにのみ前記空燃比学習手段による学習を行わせる限定領域学習手段と、前記空燃比フィードバック補正値演算手段で演算された空燃比フィードバック補正値及び前記空燃比学習手段に記憶された該当運転領域の空燃比学習補正値に基づいて機関吸入混合気の空燃比を調整する空燃比調整手段と、を含んで構成されたことを特徴とする内燃機関の空燃比学習制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 45/00 340

前のページに戻る