特許
J-GLOBAL ID:200903000346480586
トロリー線潤滑方法
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大川 宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-320035
公開番号(公開出願番号):特開平7-172220
出願日: 1993年12月20日
公開日(公表日): 1995年07月11日
要約:
【要約】【目的】砂ぼこりの付着が生じにくくかつ雨水によって流されない長期間に渡って保持されるトロリー線の潤滑方法を提供する。【構成】 このトロリー線潤滑方法は、トロリー線と該トロリー線と摺接するスリ板の少なくとも一方の互いに摺接する表面部分に微細な固体潤滑剤を含む固相状態の潤滑帯を形成する潤滑帯形成工程、該スリ板と該トロリー線との摺接により該潤滑帯を構成する固相状態の潤滑成分を互いに摺接面で転移させ、該トロリー線の摺接する部分に移動させて該トロリー線の摺接部分に固体状態の潤滑層を形成する転移工程とからなることを特徴とする。この方法でトロリー線に形成された潤滑帯は、固体状の微細な固体潤滑剤とそれを分散保持する接合剤とからなる固体である。このためこの潤滑帯は、砂ぼこりの付着が生じにくくかつ雨水によって流されない。また、この潤滑帯はトロリー線とすり板との間で転移し、潤滑帯が形成されていないトロリー線の部分に潤滑帯広がり、トロリー線の全線にわたって潤滑帯を形成できる。
請求項1:
トロリー線と該トロリー線と摺接するスリ板の少なくとも一方の互いに摺接する表面部分に微細な固体潤滑剤を含む固相状態の潤滑帯を形成する潤滑帯形成工程、該スリ板と該トロリー線との摺接により該潤滑帯を構成する固相状態の潤滑成分を互いに摺接面で転移させ、該トロリー線の摺接する部分に移動させて該トロリー線の摺接部分に固体状態の潤滑層を形成する転移工程とからなることを特徴とするトロリー線潤滑方法。
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