特許
J-GLOBAL ID:200903000349290346
廃水処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-149417
公開番号(公開出願番号):特開平6-315693
出願日: 1991年05月25日
公開日(公表日): 1994年11月15日
要約:
【要約】【目的】 廃水処理装置における曝気槽内には生物接触濾材が充填され、微生物の付着表面積の増大が図られているが、その容積により浄化能力には限度がある。本発明は曝気槽の容量を大きくすることなく生物処理による浄化能力を増強するものである。【構成】 この廃水処理装置の特徴は曝気槽の原水導入量を調整するための流量調整槽内に散気装置のほか生物接触濾材11を設置し且つ該濾材の上方に散水装置12を備えたことである。その接触濾材に微生物を付着し、そして散水装置によって該接触濾材の乾燥を防ぎ且つ散水中の微生物が接触濾材に付着して生物膜を形成する。従って、曝気槽に到る前の段階で原水の浄化を行なうので曝気槽の負荷を軽減し、装置全体の処理能力を向上する。
請求項(抜粋):
好気性微生物によって工場廃水などの原水を浄化する曝気槽と、処理すべき原水を受け入れ且つ前記曝気槽への原水導入量を調整する流量調整槽を含む廃水処理装置において、前記流量調整槽内には曝気用の散気装置のほか生物接触酸化濾材が設置され、さらに前記流量調整槽内の原水を前記濾材上に散水するため前記濾材の上方に散水装置が備えられていることを特徴とする廃水処理装置。
引用特許:
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