特許
J-GLOBAL ID:200903000350814120

窯炉底部の不定形耐火物内張り施工における目地形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石井 暁夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-027493
公開番号(公開出願番号):特開平10-220969
出願日: 1997年02月12日
公開日(公表日): 1998年08月21日
要約:
【要約】【課題】製鋼用等の窯炉の底部を不定形耐火物で内張り施工するにおいて、熱膨張吸収代としての目地(隙間)を簡単な作業で形成できるようにする。【手段】目地形成材(A) を、所定の間隔で並列した一対の加熱消失板(1) と、両加熱消失板(1) の間の隙間に上方から挿入した硬質補強材(2) とで構成する。目地形成材(A) を窯炉の所定位置に固定し、その状態で不定形耐火物(C) を流し込み、不定形耐火物(C) が固まってから硬質補強材(2) を抜き取る。窯炉の操業に際しての予熱等によって加熱消失板(1) が焼失又は溶損し、これにより、内張り層の熱膨張を吸収するための目地が形成される。
請求項(抜粋):
外幅が目地幅に相当するように一定の間隔を設けて並列した加熱消失板と、この加熱消失板の間に介在させた硬質補強材からなる目地形成材を、不定形耐火物施工部位に配置固定して不定形耐火物を流し込み施工し、次いで前記目地形成材のうち加熱消失板を残して硬質補強材を抜き取ることを特徴とした、窯炉底部の不定形耐火物施工における目地形成方法。

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