特許
J-GLOBAL ID:200903000351498787

液晶光偏向素子および液晶可変焦点光学素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宇井 正一 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-272169
公開番号(公開出願番号):特開平7-128631
出願日: 1993年10月29日
公開日(公表日): 1995年05月19日
要約:
【要約】【目的】 液晶分子の配向方向がほぼ一様である液晶層領域を確保する。【構成】 液晶光偏向素子1は平板状の液晶層2を備える。第1電極対3を構成する第1印加電極膜3aと第1接地電極膜3bとを液晶層2に沿い変位量Δだけ変位させて液晶層2に対面配置させる。第2電極対4も第1電極対3と同様に構成する。各電極対3,4に電圧を印加すると電極膜3a,3b間に延びる電気力線E1はこれら電極膜3a,3bの内側面の垂線Nに対して斜めに延び、その結果液晶分子2aが電気力線E1に沿う方向Lに配向され、したがって液晶光偏向素子1を通過した光を方向Lに偏向できる。このとき第1電極対3に印加する電圧極性を第2電極対4に印加する電圧極性に対して逆極性にし、また電極対3,4間の距離を方向Lに関する電極膜3a,3b間の距離よりも大きくして液晶分子の配向方向がほぼ一様である液晶層2領域を確保する。
請求項(抜粋):
平板状に広がる液晶層の一側面に対面配置された平板状の透明電極と液晶層の他側面に対面配置された平板状の透明電極とにより電極対を形成し、該電極対を液晶層に沿い互いに離間して複数個形成した液晶素子において、上記電極対に印加する電圧の極性を互いに隣接する電極対間において逆極性にし、上記電極対を構成する一対の透明電極を液晶層に沿い互いに変位させて一方の透明電極から他方の透明電極に向かう電気力線が透明電極内側面の垂線に対し斜めに延びるようにし、互いに隣接する電極対間の距離が上記電気力線に沿う透明電極間の直線距離よりも大きくなるように各透明電極を配置して各電極対に入射した光を上記電気力線に沿う方向に偏向させるようにした液晶光偏向素子。
IPC (2件):
G02F 1/13 505 ,  G02B 3/10

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