特許
J-GLOBAL ID:200903000352164874

鋳型および鋳型関連部品の寸法測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-074155
公開番号(公開出願番号):特開平7-260433
出願日: 1994年03月18日
公開日(公表日): 1995年10月13日
要約:
【要約】【目的】 レーザ測長器を用いて鋳型等の寸法を正確に測定することができる方法を提供する。【構成】 レーザ測長器のレーザ発射部を、寸法を測定すべき鋳型等の角部のうち第1角部の内面側に適宜の角度で傾斜させて向けかつレーザ測長器を鋳型表面とほぼ平行する方向へ鋳型に対して相対的に移動させて、第1角部位置付近を連続的に測定し、得られた測定値のうち第1角部に係る測定値に基づく第1の測定面内における任意の2つの測定値をxy座標で表示し、この2つの座標値間に係る関係式を、最小2乗法等の回帰式により1本の回帰線として導びき、同様にして第1の測定面とで角部を形成する第2の測定面における任意の2つの測定値のxy座標値に係る関係式を、最小2乗法等の回帰式により1本の回帰線として導びき、これら2本の回帰線の交点を第1角部位置として演算する第1工程と、第1工程と同様にして第2角部位置を演算する第2工程と、第1角部位置と第2角部位置との間の距離を演算する第3工程と、を有する。
請求項(抜粋):
少なくとも鋳型表面にレーザビームを照射するとともに鋳型表面にできるレーザスポットを観測して鋳型表面までの距離を測定するレーザ測長器を、少なくとも前記鋳型の上方に鋳型表面に沿って移動可能に配設して、前記鋳型内または鋳型と鋳型関連部品との間の寸法を測定する方法であって、前記レーザ測長器のレーザ発射部を、寸法を測定すべき前記鋳型または前記鋳型関連部品の角部のうち第1角部の内面側に適宜の角度で傾斜させて向けかつ前記レーザ測長器を鋳型表面とほぼ平行する方向へ鋳型に対して相対的に移動させて、前記第1角部位置付近を連続的に測定し、得られた測定値のうち前記第1角部に係る測定値に基づく第1の測定面内における任意の2つの測定値をxy座標で表示し、この2つの座標値間に係る関係式を、最小2乗法等の回帰式により1本の回帰線として導びき、同様にして前記第1の測定面とで角部を形成する第2の測定面における任意の2つの測定値のxy座標値に係る関係式を、最小2乗法等の回帰式により1本の回帰線として導びき、これら2本の回帰線の交点を前記第1角部位置として演算する第1工程と、前記レーザ測長器のレーザ発射部を、寸法を測定すべき前記鋳型または前記鋳型関連部品の角部のうち第2角部の内面側に適宜の角度で傾斜させて向けかつ前記レーザ測長器を鋳型表面とほぼ平行する方向へ鋳型に対して相対的に移動させて、前記第2角部位置付近を連続的に測定し、得られた測定値のうち前記第2角部に係る測定値に基づく第1の測定面内における任意の2つの測定値をxy座標で表示し、この2つの座標値間に係る関係式を、最小2乗法等の回帰式により1本の回帰線として導びき、同様にして前記第1の測定面とで角部を形成する第2の測定面における任意の2つの測定値のxy座標値に係る関係式を、最小2乗法等の回帰式により1本の回帰線として導びき、これら2本の回帰線の交点を前記第2角部位置として演算する第2工程と、前記第1角部位置と前記第2角部位置との間の距離を演算する第3工程と、を有することを特徴とする鋳型および鋳型関連部品の寸法測定方法。
IPC (3件):
G01B 11/02 ,  B22C 9/00 ,  G01S 17/06

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