特許
J-GLOBAL ID:200903000366439116

回転レトルト炉及びそれによる熱処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-083049
公開番号(公開出願番号):特開平11-281257
出願日: 1998年03月30日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】 ビーター部材が炉芯管内で自転して発生する騒音の可及的な低減又は解消と、流動性がきわめて高い被処理物の加熱又は加冷処理ができる回転レトルト炉を提供する。【解決手段】 駆動モータ17により回転する炉芯管2を略水平に設け、この炉芯管2の内部には、放射状に形成された複致の翼片24を有するビータ一部材22を自転可能に軸方向で遊嵌した回転レトルト炉1において、前記ビーター部材22は前記炉芯管2の軸長Lに対して複数に分割された所定軸長L1を有する単体からなり、かつ、それぞれの単体が独自に自転可能に構成した。【効果】 ビーター部材22が炉芯管2に与える振動・衝撃の部分的可変設定ができるので騒音を低減でき、全体としての騒音が低下する。また、流動性がきわめて高い被処理物の滞留時間を長くすることができる。
請求項(抜粋):
複数の翼片を等間隔で放射状に配置したビーター部材を炉芯管内で被処理物と共に転動させる回転レトルト炉による熱処理方法において、前記ビーター部材の軸長、翼片の高さ、翼片の肉厚、及び、翼片の枚数をパラメータとして、該パラメータを一定又は可変設定した複数のビーター部材を炉芯管内で独立して自転させることを特徴とする回転レトルト炉による熱処理方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公平2-055709
  • 特公平2-055710

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