特許
J-GLOBAL ID:200903000370550803

徐放体用花弁状多孔質基材及び徐放体組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊丹 健次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-357357
公開番号(公開出願番号):特開平10-182492
出願日: 1996年12月25日
公開日(公表日): 1998年07月07日
要約:
【要約】【課題】 徐放性のコントロールが可能な花弁状多孔質基材を提供する。【解決手段】 炭酸カルシウムを核材とする花弁状多孔質構造を有するリン酸カルシウム系化合物からなり、Ca/Pの原子比が16.7以下であり、且つ特定の粒子形状、特定の比表面積と細孔径、特定の粒子径と分散度を有する粒子からなる。
請求項(抜粋):
炭酸カルシウムを核材とする花弁状多孔質構造を有するリン酸カルシウム系化合物からなり、Ca/Pの原子比が16.7以下であり、且つ下記の式(a)〜(g)を満足することを特徴とする徐放体用花弁状多孔質基材。(a)0.2≦dx1≦20(μm)(b)0.01≦dx2≦1(μm)(c)50≦Sw1≦500(m2/g)(d)95≦ω1≦99(e)70≦ω2≦95(f)1≦α≦5 但し、α=d50/dx1(g)0≦β≦2 但し、β=(d90-d10)/d50但し、dx1:電子顕微鏡写真により測定した粒子の平均粒子径(μm)。dx2:水銀圧入法により測定した細孔分布により求めた粒子の平均細孔径(μm)。Sw1:窒素吸着法によるBET比表面積(m2/g)ω1 :JISK5101-91 20.1 顔料試験方法の静置法による見掛け比容(ml/g)を測定し、下記の式(h)により計算した静置空隙率(%)ω2:試料0.5gを断面積2cm2 の円筒に充填、30kg/cm2 の圧力で30秒間加圧、その厚みをノギスで測定し、下記の式(i)より計算した30kg/cm2 の加圧空隙率(%)α :分散係数d50:マイクロトラックFRAレーザー式粒度分布計により測定した粒子の50%平均粒子径(μm)。β :シャープネス。d90:マイクロトラックFRAレーザー式粒度分布計により測定した粒子のふるい通過側累計90%粒子径(μm)。d10:マイクロトラックFRAレーザー式粒度分布計により測定した粒子のふるい通過側累計10%粒子径(μm)。
IPC (2件):
A61K 47/00 ,  A61K 47/02
FI (2件):
A61K 47/00 ,  A61K 47/02 C
引用特許:
審査官引用 (4件)
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