特許
J-GLOBAL ID:200903000372852475

生物学的窒素除去装置の制御装置及び制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 熊谷 隆 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-251127
公開番号(公開出願番号):特開2003-053388
出願日: 2001年08月22日
公開日(公表日): 2003年02月25日
要約:
【要約】【課題】 計測した排水流入流量から換算した流入汚泥濃度と、計測した返送汚泥濃度より算出した返送汚泥流量を調節することにより、汚泥濃度一定制御を自動的に実行する生物学的窒素除去装置の制御装置を提供すること。【解決手段】 硝化槽11、脱窒槽12、再曝気槽13及び沈殿槽14を具備する生物学的窒素除去装置の制御装置であって、計測した流入排水流量A1から換算した流入汚泥濃度と計測した返送汚泥濃度A3より、予め設定した汚泥濃度目標値となるように返送汚泥流量A4を算出し制御する手段と、計測した脱窒槽12の活性汚泥濃度にて除去可能な窒素負荷量を算出する手段と、計測した排水流入流量A1並びに全窒素濃度A0より、窒素負荷量を計測ならびに算出し、算出した窒素負荷量となるように流入排水流量A1を制御する手段と、流入する排水の窒素負荷量に見合った薬品注入量を算出し制御する手段とを備えた。
請求項(抜粋):
硝化槽、脱窒槽、再曝気槽及び沈殿槽を具備し、前記硝化槽に投入された排水のアンモニア体窒素が硝化菌の働きにより硝酸、亜硝酸に分解し、前記脱窒槽にて脱窒菌の働きにより硝酸体窒素を窒素ガスに分解し、前記再曝気槽で再曝気を行い、前記沈殿槽にて固液分離し、固液分離した汚泥の一部を返送汚泥として前記硝化槽に返送するように構成した生物学的窒素除去装置の制御装置であって、計測した排水流入流量から換算した流入汚泥濃度と計測した返送汚泥濃度より、予め設定した汚泥濃度目標値となるように前記返送汚泥流量を算出し制御する手段と、計測した前記脱窒槽の活性汚泥濃度にて除去可能な窒素負荷量を算出する手段と、計測した排水流入流量並びに窒素濃度より、窒素負荷量を計測ならびに算出し、前記算出した窒素負荷量となるように排水流入流量を制御する手段と、流入する排水の窒素負荷量に見合った薬品注入量を算出し制御する手段とを備えたことを特徴とする生物学的窒素除去装置の制御装置。
IPC (2件):
C02F 3/34 101 ,  C02F 3/34 ZAB
FI (2件):
C02F 3/34 101 C ,  C02F 3/34 ZAB
Fターム (6件):
4D040BB02 ,  4D040BB23 ,  4D040BB25 ,  4D040BB52 ,  4D040BB91 ,  4D040BB93
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-234596
  • 特開昭61-212395

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