特許
J-GLOBAL ID:200903000383805487

眼鏡用多焦点レンズおよび眼鏡レンズ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 喜三郎 (外2名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1996003418
公開番号(公開出願番号):WO1997-019383
出願日: 1996年11月21日
公開日(公表日): 1997年05月29日
要約:
【要約】遠用部および近用部といった屈折力の異なる視野部分を備えた眼鏡用の多焦点レンズにおいて、物体側の面(2)の遠用部(11)の平均面屈折力D11と近用部(12)の平均面屈折力D12の差を加入度Addより数学的に小さくし、さらに、眼球側の面(3)の遠用部の平均面屈折力D21および近用部の平均面屈折力D22を調整することにより所定の加入度Addを備えた眼鏡用の多焦点レンズ(10)を提供する。物体側の面(2)の平均面屈折力D11およびD12を遠用部および近用部の倍率差が小さくなるように調整することが可能となり、さらに、物体側の面(2)の平均面屈折力D11およびD12の差を少なくすることも可能である。従って、倍率差による像の揺れや歪みが少なく、さらに、非点収差の改善された明視域が広く像の揺れなどの少ない快適な視野が得られる多焦点レンズを提供することができる。
請求項(抜粋):
屈折力の異なる第1および第2の視野部分を有する眼鏡用多焦点レンズにおいて、 前記第2の視野部分の屈折力から前記第1の視野部分の屈折力を引いた値を加入度Addとしたときに、物体側の面の前記第1の視野部分の平均面屈折力D11および第2の視野部分の平均面屈折力D12と、眼球側の面の前記第1の視野部分の平均面屈折力D21および第2の視野部分の平均面屈折力D22とが次の関係を満たすことを特徴とする眼鏡用多焦点レンズ。-(L・n/t)Add<D12-D11<Add ・・(A) D21-D22=Add-(D12-D11) ・・(B)ただし、前記Lは頂間距離(m)、前記tは前記眼鏡用多焦点レンズの中心厚(m)、前記nは前記眼鏡用多焦点レンズの屈折率である。
IPC (1件):
G02C 7/06

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