特許
J-GLOBAL ID:200903000396350357

内歯式リクライニングデバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋山 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-314702
公開番号(公開出願番号):特開平9-131237
出願日: 1995年11月08日
公開日(公表日): 1997年05月20日
要約:
【要約】【課題】 内歯式リクライニングデバイスにおいて、ロック状態で、回動アームに過大な衝撃力が作用したときにインナーツースが変形及び傾くことによりベース部材の案内側壁が損傷するのを防止する。【解決手段】 ベース部材1A,1Bの凹部10内にインナーツース12A,12Bを案内側壁9a,9bで案内する。このインナーツース12A,12Bを摺動させるカム16を配設する。インナーツース12A,12B及びカム16に夫々ロック状態で互いに接触する左右方向係止部14a,14b及び16a,16bと、上下方向係止部14d及び16dを形成する。これら係止部によって衝撃力がインナーツース12A,12Bに伝達されたときに、その側壁12a,12bの移動を規制する。
請求項(抜粋):
シートクッションに固定されるベース部材と、該ベース部材に回動可能に支持され且つシートバックに固定された回動アームと、前記ベース部材及び回動アーム間に介装された前記ベース部材に形成された凹部内にその側壁で進退自在に案内され且つ先端に歯部を形成した摺動係止部材と、該摺動係止部材を前記回動アームに形成した内歯に噛合するロック位置及び内歯から離間するロック解除位置間で移動させる回動可能なカムと、該カムを回動させる操作レバーとを少なくとも備えた内歯式リクライニングデバイスにおいて、前記カム及び摺動係止部材の夫々に、当該カムによって摺動係止部材をロック位置に移動させたときに、互いに接触する左右方向係止部と上下方向係止部とを形成したことを特徴とする内歯式リクライニングデバイス。

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