特許
J-GLOBAL ID:200903000398591483

駆除対策のための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大島 陽一
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-550781
公開番号(公開出願番号):特表2004-516019
出願日: 2001年12月18日
公開日(公表日): 2004年06月03日
要約:
基質や物質等のような害虫のための遮蔽物を構成する対象に対して直接または間接的に駆除対策を講じるための装置及び方法。駆除対策は、乾燥した雪の粒子を利用した害虫或いは対象の冷却速度に基づくもので、その際に、雪の粒子の大きなサイズ及び小さなサイズは所定範囲内にあり、雪の粒子の速度も所定範囲内にある。本発明の装置及び方法は、雪を除々に供給することにより、様々なサイズ及び速度の雪の粒子を用いて冷却作用を発揮するような効果的な冷却システムを提供し、環境にやさしく、迅速な駆除を可能とする。与えられた対象に対して急激な冷却が可能となる。初期の段階に於いては、小さな雪の粒子が、昇華し、急激に冷気を放出し、冷却作用の大部分を担う。次に、大きな雪の粒子が用いられ、小さな雪の粒子により形成されたガスバリア或いは圧力バリアを貫通し、冷却作用を持続させる。ガスの減圧により得られた運動エネルギを利用して、大きな雪の粒子を対象に対して最適に打ち当てることができる。
請求項(抜粋):
目標或いは目標表面内の害虫或いは害獣を駆除するため等に用いられる冷却機能を提供するために、ある距離(A)離れた位置にある目標或いは目標表面に向けることができるように配置された1つまたは複数の噴出オリフィス(7)を有する1つまたは複数のノズル(4)を備えたノズル構造と、雪の粒子を形成するために、1つまたは複数の接続部を介してノズル構造に接続し得るような二酸化炭素その他環境に優しい物質のソースとを有する動作ユニットを備えた装置であって、 a)様々に異なるサイズの雪の粒子を様々に異なる速度をもって発生するように、ノズルの構造及び二酸化炭素の供給ソースが配置かつ設定されており、 b)ある距離(A)離れた位置から、選択された範囲の速度をもって、目標の近くに小さな雪の粒子を発生し、急激な冷却機能の初期に於いて、目標或いは目標表面上或いはその近傍に於ける昇華により主な冷却作用を発揮するように、ノズルの構造及び二酸化炭素その他環境に優しい物質の供給ソースが配置かつ設定されており、 c)前記した距離(A)に於いて、目標の近くに大きな雪の粒子を発生し、初期に引き続く時期に於いて、初期段階の終わりに形成されたガスバリアを、その質量の助けを借りて、目標及び目標表面に於いて貫通し、目標及び目標表面に於いてもある程度の速度を維持するように、ノズルの構造及び二酸化炭素その他環境に優しい物質の供給ソースが配置かつ設定されていることを特徴とする装置。
IPC (3件):
A01M1/20 ,  A01M1/00 ,  A01M3/00
FI (3件):
A01M1/20 Z ,  A01M1/00 A ,  A01M3/00 Z
Fターム (12件):
2B121AA12 ,  2B121AA16 ,  2B121AA20 ,  2B121BB32 ,  2B121BB40 ,  2B121CB46 ,  2B121CB47 ,  2B121CC37 ,  2B121DA44 ,  2B121FA11 ,  2B121FA15 ,  2B121FA16
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開平4-253331
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-253331
  • 特開平4-253331

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