特許
J-GLOBAL ID:200903000403060572

口腔粘膜又は歯茎貼付用製品及びゲル組成物の選定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小島 隆司 ,  重松 沙織 ,  小林 克成 ,  石川 武史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-426780
公開番号(公開出願番号):特開2005-187331
出願日: 2003年12月24日
公開日(公表日): 2005年07月14日
要約:
【解決手段】 (a)ゲル化剤、(b)ゲル化剤を溶解させる溶媒としての水又は水と有機溶媒との混合物、(c)抗炎症剤、殺菌剤、清涼感付与剤を含むゲル組成物と、支持体とを備え、組成物の円錐-円盤型又は平行板型の回転粘度計による物性が(A)、(B)を満たす口腔粘膜又は歯茎貼付用製品。(A)周波数(ω)0.1rad/secにおける貯蔵弾性率(G’)が3〜20,000Pa、損失弾性率(G”)が15〜8,000Pa、周波数(ω)100rad/secにおけるG’が3〜20,000Pa、G”が15〜8,000Pa(B)ビスコエラスチック・ウインドウの対数面積値が0.1〜4.2【効果】 本発明によれば、組成物のレオロジー特性を制御することで口腔粘膜及び歯茎への密着性を向上させ、薬物の漏出・唾液の侵入を顕著に防止して、口腔内疾患の予防及び治療効果、効果持続性を向上させることができる。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
(a)ゲル化剤、(b)ゲル化剤を溶解させる溶媒としての水又は70質量%以上の水を含む水と有機溶媒との混合物、(c)抗炎症剤、殺菌剤、清涼感付与剤から選ばれる1種又は2種以上の有効成分を含むゲル組成物と、このゲル組成物を口腔粘膜又は歯茎に貼り付けるための支持体とを備えた口腔粘膜又は歯茎貼付用製品であって、上記ゲル組成物の25°Cにおいて円錐-円盤型もしくは平行板型の回転粘度計を用いて得られる物性が下記(A)及び(B)の条件をいずれも満足することを特徴とする口腔粘膜又は歯茎貼付用製品。 (A)周波数(ω)0.1rad/secにおける貯蔵弾性率(G’)が3Pa以上20,000Pa以下、損失弾性率(G”)が15Pa以上8,000Pa以下であり、周波数(ω)100rad/secにおけるG’が3Pa以上20,000Pa以下、G”が15Pa以上8,000Pa以下の範囲である。 (B)下記式(1)にて算出されるビスコエラスチック・ウインドウ(Viscoelastic Window)の対数面積値が0.1以上4.2以下である。 対数面積値={logG’(ω=100rad/sec)-logG’(ω=0.1rad/sec)}×{logG”(ω=100rad/sec)-logG”(ω=0.1rad/sec)} ...(1)
IPC (6件):
A61K9/70 ,  A61K7/16 ,  A61K45/00 ,  A61K47/34 ,  A61K47/38 ,  A61P1/02
FI (6件):
A61K9/70 405 ,  A61K7/16 ,  A61K45/00 ,  A61K47/34 ,  A61K47/38 ,  A61P1/02
Fターム (40件):
4C076AA09 ,  4C076AA74 ,  4C076BB22 ,  4C076CC04 ,  4C076CC31 ,  4C076DD28 ,  4C076DD38 ,  4C076EE09 ,  4C076EE16 ,  4C076EE24 ,  4C076EE32 ,  4C076FF17 ,  4C083AB282 ,  4C083AB432 ,  4C083AC122 ,  4C083AC302 ,  4C083AC532 ,  4C083AC662 ,  4C083AC692 ,  4C083AC862 ,  4C083AC932 ,  4C083AD072 ,  4C083AD092 ,  4C083AD281 ,  4C083AD282 ,  4C083AD532 ,  4C083AD642 ,  4C083CC41 ,  4C083DD12 ,  4C083EE06 ,  4C083EE07 ,  4C083EE33 ,  4C083EE34 ,  4C084AA17 ,  4C084AA18 ,  4C084MA32 ,  4C084MA57 ,  4C084ZA67 ,  4C084ZB11 ,  4C084ZB35
引用特許:
出願人引用 (3件)

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