特許
J-GLOBAL ID:200903000417624134

反強誘電性液晶組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野中 克彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-102041
公開番号(公開出願番号):特開平5-271658
出願日: 1992年03月27日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 式(I)で示され、反強誘電相を示さない1以上の化合物からなる第一成分と式(II)で示され、反強誘電相を示す1以上の化合物からなる第二成分とからなり、第一、第二の成分をその合計重量に対してそれぞれ、1-40%及び60-99%含有する反強誘電性液晶組成物。次式(I-a)、(I-b)を例示する。(上式中例えば、R1:C6H13O-、R2:C8H17-)次式(II-a)を例示する。【効果】 反強誘電相において、電界印加に伴う反強誘電相から強誘電相への転移の際のしきい値電圧の低下した反強誘電性液晶組成物が提供され、これを用いてコントラスト良好で三状態スイチッングのできる光スイッチング素子が得られる。
請求項(抜粋):
少なくとも二つの成分からなり、第一の成分は式(I)で表され、かつ、反強誘電相を有さない化合物少なくとも一つからなり、第二の成分は式(II)で表され、かつ、反強誘電相を有する化合物少なくとも一つからなり、第一の成分と第二の成分の合計重量に対して、第一の成分を1ー40%、第二の成分を60ー99%それぞれ含有することを特徴とする反強誘電性液晶組成物。【化1】式(I)において、R1は炭素数1ー18の直鎖のアルキル基またはアルコキシ基を、R2は炭素数1ー18のアルキル基またはアルコキシ基をそれぞれ示し、k、l、mおよびnは0または1を示し、(k+l)および(m+n)は1または2を、(k+l)+(m+n)は2または3をそれぞれ示し、Xは-OCH2-、-CH2O-、-COO-、-OCO-または単結合を示し、六員環A、B、CおよびDは、それぞれ独立に、側位の一つをハロゲン原子またはシアノ基で置換されていてもよい1,4-フェニレン、ピリジン-2,5-ジイル、ピリミジン-2,5-ジイル、ピラジン-2,5-ジイルまたはピリダジン-3,6-ジイルを示し、式(II)において、R3は炭素数1ー18の直鎖のアルキル基またはアルコキシ基を、R4は炭素数2ー18のアルキル基またはアルコキシ基をそれぞれ示し、p、q、tおよびuは、0または1を示し、(p+q)および(t+u)は1または2を、(p+q)+(t+u)は2または3をそれぞれ示し、jは0または1を示し、Zは、-COO-、-OCO-、-OCH2-、-CH2O- または単結合を示し、Yは-CH3、または-CF3を示し、六員環E、F、GおよびHはそれぞれ独立に、側位の一つをハロゲン原子またはシアノ基で置換されていてもよい1,4-フェニレン、ピリジン-2,5-ジイル、ピリミジン-2,5-ジイル、ピラジン-2,5-ジイルまたはピリダジン-3,6-ジイルを示し、*は不斉炭素原子を示す。
IPC (2件):
C09K 19/42 ,  G02F 1/13 500
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る