特許
J-GLOBAL ID:200903000418343481

シート状導電路用コネクタ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後呂 和男 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-010450
公開番号(公開出願番号):特開平10-208822
出願日: 1997年01月23日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】 コネクタハウジングの低背化を図る。【解決手段】 ハウジング1内には、上下の接触片16,17を対向状に設けたターミナル2が収容される。両接触片16,17の付け根側の間には、操作レバー3の揺動軸を兼ねたカムロッド4が挿通される。カムロッド4は円形の一部に大径部30を設けた周面カム形状となっている。操作レバー3を(A)の状態から(B)の解放位置に揺動すると、カムロッド4が起立姿勢に回動されるので、大径部30で押圧されて上側の接触片16が上方に撓み変形し、両接触片16,17の接触突部18,20間の間隔が広げられる。リボンケーブル5を挿入したのち、操作レバー3を(C)の保持位置に揺動すると、カムロッド4が横臥姿勢に回動して大径部30が逃げることで、上側の接触片16が元姿勢に向けて復動し、両接触片16,17の間でリボンケーブル5が挟持される。
請求項(抜粋):
コネクタハウジングには、シート状導電路と接触すべく撓み変形可能に延出した接触部を有するターミナルが収容されるとともに、前記ターミナルの接触部と対向状に配された受け部と、前記接触部と係合可能で解放位置と保持位置との間で回動操作されるカム体とが備えられ、このカム体が前記解放位置に回動した際には、前記ターミナルの接触部を前記受部から離間する方向に撓み変形させつつ前記受け部との間隔を広げてシート状導電路の抜き差しを許容し、カム体が前記保持位置に回動した際には、前記接触部の復動を伴い前記受け部との間でシート状導電路を挟持して接触状態に保持するようにしたシート状導電路用コネクタにおいて、前記カム体を、前記ターミナルの接触部と受け部との間の奥方に配設したことを特徴とするシート状導電路用コネクタ。

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