特許
J-GLOBAL ID:200903000420628582

管継手の密閉性検査装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-261919
公開番号(公開出願番号):特開平9-105698
出願日: 1995年10月11日
公開日(公表日): 1997年04月22日
要約:
【要約】【課題】 管継手に高圧を負荷させながら密閉性検査を行うことのできる管継手の密閉性検査装置を提供する。【解決手段】 2つの押輪体11,12と、これらの間に配設される内装部材13と、押輪体11と内装部材13との間に配置される2つのシール部材14,15と、押輪体11,12を接近離間させる油圧ジャッキ16と、検査用流体を供給する流体供給手段とを備え、内装部材13の周部両側面にシール部材14,15を管軸心方向に向けて垂直に押圧する垂直押圧面17b,18bを形成し、押輪体11,12の周部側面に斜め外周方向に向くように傾斜されたテーパ面11b,12bを形成し、各シール部材14を単独のテーパ面11b,12bにより拡径,圧接させ、圧接部分の面圧を高めて密閉性検査を行う。
請求項(抜粋):
一方の管と他方の管とを接合する管継手における内部から外部への流体の洩れを検査する管継手の密閉性検査装置であって、継手接合された管の軸心方向において対となるように配置された第1および第2の押輪体と、これらの第1,第2の押輪体の間に配設される内装部材と、第1の押輪体と内装部材との間において一方の管の内周面に対向させた姿勢で配置される環状の第1のシール部材と、第2の押輪体と内装部材との間において他方の管の内周面に対向させた姿勢で配置される環状の第2のシール部材と、第1の押輪体と第2の押輪体とを互いに管軸心方向に沿って接近させて内装部材を挟持した状態で第1のシール部材を一方の管の内周面に圧接させるとともに第2のシール部材を他方の管の内周面に圧接させる接近離間駆動手段と、第1および第2のシール部材を管の内周面に圧接させることにより形成させた空間に検査用流体を供給する流体供給手段とを備え、内装部材の周部両側面または第1および第2の押輪体の周部側面には第1および第2のシール部材を管軸心方向に向けて垂直に押圧する垂直押圧面が形成され、第1および第2の押輪体の周部側面または内装部材の周部両側面には、斜め外周方向に向くように傾斜されて、押圧された第1および第2のシール部材を拡径方向に押し拡げて一方の管および他方の管の内周面に圧接させるテーパ面が形成されてなることを特徴とする管継手の密閉性検査装置。

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