特許
J-GLOBAL ID:200903000421133030

線状加熱による鋼板の曲げ加工方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 絹谷 信雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-237948
公開番号(公開出願番号):特開平5-076947
出願日: 1991年09月18日
公開日(公表日): 1993年03月30日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 線状加熱をするべき位置や固有ひずみの量を数値的に決定して鋼板の曲げ加工を容易に行える線状加熱による鋼板の曲げ加工方法の提供。【構成】 曲げ加工前の鋼板の初期形状と曲げ加工後の鋼板の最終形状に関する幾何学情報を入力すると共に、初期形状に対応した有限要素法のメッシュ分割を行い、初期形状から最終形状まで強制的に弾性変形させて、その過程で生じる歪みを計算した後、計算された歪みを面内成分と面外曲げ成分に分離すると共に、それぞれの主ひずみ分布をグラフィック表示し、面内歪み分布に対しては圧縮の主ひずみが大きい領域を加熱領域として選択してその主ひずみの方向に垂直な方向を線状加熱し、曲げ歪みに対しては曲げ歪みの絶対値が大きい領域を加熱領域とし、そのひずみ方向に絶対値が最大である主方向に垂直な方向を線状加熱して、それぞれに所定の固有歪みを与え、上記鋼板を所定の最終形状に曲げ加工する。
請求項(抜粋):
平板状あるいは半円筒形をした初期形状の鋼板を任意の曲面形状をした最終形状に曲げ加工を行うための線状加熱による鋼板の曲げ加工方法において、曲げ加工前の鋼板の初期形状と曲げ加工後の鋼板の最終形状に関する幾何学情報を入力すると共に、初期形状に対応した有限要素法のメッシュ分割を行い、初期形状から最終形状まで強制的に弾性変形させて、その過程で生じる歪みを計算した後、計算された歪みを面内成分面外曲げ成分に分離すると共に、それぞれの主ひずみ分布をグラフィック表示し、面内歪み分布に対しては圧縮の主ひずみが大きい領域を加熱領域として選択してその主ひずみの方向に垂直な方向を線状加熱し、面外曲げ歪みに対しては曲げ歪みの絶対値が大きい領域を加熱領域とし、そのひずみ方向に絶対値が最大である主方向に垂直な方向を線状加熱して、それぞれに所定の固有歪みを与え、上記鋼板を所定の最終形状に曲げ加工することを特徴とする線状加熱による鋼板の曲げ加工方法。
IPC (2件):
B21D 11/20 ,  B21D 5/01

前のページに戻る