特許
J-GLOBAL ID:200903000422978262

シート材の光学式検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柳田 征史 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-540127
公開番号(公開出願番号):特表2000-510988
出願日: 1998年03月13日
公開日(公表日): 2000年08月22日
要約:
【要約】この装置は、高解像度をもって検知される領域をシート材上に定める。この目的のため、上記シート材の上記領域によってシート材軸の方向に発せられた光を検知器軸の方向に偏向するための複数の反射器を備えた反射装置が設けられる。検知装置に対する上記シート材上の領域の相対位置を決定するための少なくとも2つの反射器の位置を変更するために調整装置が用いられる。これら反射器は、上記シート材から上記検知装置に向かって発せられた光の光路長が、上記シート材の全領域において、かつ少なくとも上記調整装置により調整可能な上記反射装置の複数の位置において等しくなるように配置される。
請求項(抜粋):
光学的な検知器軸(A1)の方向から入射され、かつシート材(10)によって光学的なシート材軸(A2,A2’)の方向に発せられる、シート材(10)の領域(B)の光を検知するための検知装置(40,41)と、前記シート材(10)の少なくとも前記領域(B)を照明するための照明装置(30,31)とを備えた、銀行券のようなシート材の光学式検知装置であって、 前記シート材(10)の前記領域(B)によって前記シート材軸の方向に発せられた光を前記検知器軸の方向に偏向するために設けられた反射器(51,52)を備えた反射装置(50)と、 前記シート材(10)上の前記領域(B)の前記検知装置(40,41)に対する相対位置を決定するために、少なくとも前記反射器(51,52)の位置を変更すべく設けられた調整装置とを備え、 前記反射器(51,52)は、前記シート材(10)から前記検知装置(40,41)に向かって発せられる光の光路長(L)が前記シート材上の前記領域(B)の位置に左右されないように配置されることを特徴とする、シート材の光学式検知装置。

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