特許
J-GLOBAL ID:200903000425410089

蓄熱式空気調和装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-113703
公開番号(公開出願番号):特開平5-312362
出願日: 1992年05月06日
公開日(公表日): 1993年11月22日
要約:
【要約】【目的】 冷房運転時には、全冷房負荷に対する蓄熱利用の依存度を高くし、蓄冷運転時に蓄熱槽に氷片が残存しているときは、蓄冷運転を行わないように制御する省エネルギーの蓄熱式空気調和装置を提供すること。【構成】 室内の冷房負荷をあらわす室内吸込空気温度を2段式サーモスタット47で検知することにより、低段側のサーモスタットが作動すると、運転指令器46によって放冷運転を行い、高段側のサーモスタットが作動すると、運転指令器46によって放冷運転とともに一般冷房運転も同時に行うように制御する。
請求項(抜粋):
圧縮機、凝縮器、第1の減圧機構、及び第1の蒸発器を順次接続して成り、上記第1の蒸発器を介して冷房を行う一般冷房用回路と、冷媒ガスポンプ、蓄冷用熱交換器、第2の減圧機構、及び第2の蒸発器を順次接続して成り、上記第2の蒸発器を介して冷房を行う放冷用回路と、上記蓄冷用熱交換器を介して蓄冷する蓄冷媒体を内蔵する蓄熱槽と、上記一般冷房用回路側の第1のガス管と上記放冷用回路側の第2のガス管との間に開閉装置を設け、該開閉装置の開閉により冷媒の移動を可能にする第1のバイパス回路と、第1の減圧機構と第1の蒸発器の間の第1の気液二相管と第2の減圧機構と第2の蒸発器の間の第2の気液二相管との間に開閉装置を設け、該開閉装置の開閉により冷媒の移動を可能にする第2のバイパス回路と、逆止弁を介して上記第2の減圧機構をバイパスする第3のバイパス回路と、上記冷媒ガスポンプ出入口間に開閉装置を介して設けられた第4のバイパス回路と、上記第1の蒸発器及び第2の蒸発器の入口にそれぞれ設けられた開閉装置とを備え、上記一般冷房用回路と上記蓄熱槽に蓄積された冷熱エネルギーを利用して冷房運転を行う上記放冷用回路を運転させる際、上記第1及び第2のバイパス回路に設けた開閉装置を共に遮断し、個々の冷房用回路を独立して運転させ、上記蓄冷用熱交換器を介した該蓄熱槽への蓄冷運転時には、該開閉装置を共に開放して上記第1〜第4のバイパス回路を連通するとともに、第1の蒸発器入口の開閉装置及び第2の蒸発器入口の開閉装置をともに遮断し、上記一般冷房用及び放冷用両回路による蓄冷用回路を形成した蓄熱式空気調和装置において、冷房負荷の高低を検出する負荷検出手段と、冷房負荷が低いときは前記放冷用回路を作動させ、冷房負荷が高いときは前記一般用冷房回路を作動させるように制御する冷房回路制御手段とを備えたことを特徴とした蓄熱式空気調和装置。
IPC (3件):
F24F 5/00 102 ,  F25B 1/00 321 ,  F25B 1/00 399
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 特開平3-191260
  • 特開昭60-096872
  • 特開平3-170735
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