特許
J-GLOBAL ID:200903000427343834

内燃機関の排気浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 笹島 富二雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-241018
公開番号(公開出願番号):特開平6-093840
出願日: 1992年09月09日
公開日(公表日): 1994年04月05日
要約:
【要約】【目的】未燃ガスの脱離処理時間を適切に設定して2次空気過剰導入による触媒のNOx 転換効率の低下を防止することを目的とする。【構成】未燃ガス吸着処理後、脱離温度に達したら2次空気導入を伴わないプレ脱離処理を行う(S1〜3)。プレ脱離処理では、所定時間脱離処理を行いその間の空燃比変化率を検出し、検出した空燃比変化率に基づいて未燃ガスの吸着量を推定し、この推定値に基づいて必要脱離時間を算出する。次いで、触媒活性化温度以上になったら2次空気の導入を伴う本脱離処理動作を、前記算出された必要脱離時間だけ行う(S4) 。
請求項(抜粋):
排気通路に排気浄化用の触媒を介装し、該触媒の上流側排気通路に本通路から分岐して再び合流するバイパス通路を設け、該バイパス通路に未燃ガスを吸着する吸着剤を介装すると共に、前記バイパス通路と本通路との分岐部及び合流部の少なくとも一方に設けられ排気の流れを本通路側とバイパス通路側に選択的に切り換える通路切換弁と、吸着剤より上流側の排気通路に2次空気を導入する2次空気導入手段と、前記触媒の温度を検出する触媒温度検出手段と、機関運転状態検出手段とを備え、触媒温度検出手段と機関運転状態検出手段とに基づいて、触媒活性化温度未満の時に機関始動時から所定期間バイパス通路側に排気を導入すべく通路切換弁を切換制御して未燃ガスの吸着動作を行い、触媒活性化温度以上になったときに再度バイパス通路側に排気を導入すべく通路切換弁を切換制御すると共に2次空気導入手段により2次空気を導入して未燃ガスの脱離動作を行う構成の内燃機関の排気浄化装置において、前記吸着動作後に前記触媒温度検出手段の検出値が触媒活性化温度以上になったとき、前記運転状態検出手段が最初のアイドル運転を検出したとき所定時間だけ排気をバイパス通路側に導入する位置に通路切換弁を駆動制御してプレ脱離動作を行うプレ脱離処理手段と、前記所定時間の間前記吸着剤下流側排気通路に介装されて空燃比を検出する空燃比検出手段の検出値に基づいて空燃比の変化を検出する空燃比変化検出手段と、該空燃比変化検出手段の検出した空燃比変化状態に基づいて吸着剤に吸着された未燃ガスの吸着量を推定する吸着量推定手段と、該吸着量推定手段の推定値に基づいて必要な脱離動作時間を算出する脱離動作時間算出手段と、該脱離動作時間算出手段で算出された脱離動作時間だけ2次空気導入を伴う本脱離動作を行う本脱離処理手段とを備えて構成したことを特徴とする内燃機関の排気浄化装置。
IPC (5件):
F01N 3/22 301 ,  F01N 3/22 321 ,  F01N 3/08 ,  F01N 3/24 ,  F02D 45/00 368

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