特許
J-GLOBAL ID:200903000429250485

特に自動車の液圧的なブレーキ装置のための電磁操作される弁

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢野 敏雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-524652
公開番号(公開出願番号):特表2000-503613
出願日: 1996年12月12日
公開日(公表日): 2000年03月28日
要約:
【要約】弁(10)が、中空円錐形の弁座(28)と、球セグメントの形状の閉鎖部材(37)とを備えた座弁(41)を有している。弁座(28)には中央に、圧力媒体入口(24)に連通した流入孔(29)が開口している。閉鎖部材(37)を有するタペット(20)に、閉鎖方向で座弁(41)に作用するマグネット可動子(19)と、開放方向で作用する戻しばね(22)とが係合している。原理的には切換弁として形成された弁10は次に挙げる手段にもとづき安定な中間位置へ制御可能である。すなわち、弁座(28)のシール直径が流入孔(29)の直径の少なくとも1.3倍の大きさを有しており、弁座(28)の円錐角が最大で110 ゚であり、 磁力が無段に変化可能であり、その場合、その特性曲線が弁開放行程の増大につれて単調に低下し、 圧力媒体と戻しばね(22)とにより由来して閉鎖部材(37)に作用する力が弁開放行程の増大につれて低下する特性曲線を有しており、その傾きが数量的に磁力特性曲線の傾きに比して大きい。
請求項(抜粋):
特に自動車の液圧式ブレーキ装置のための電磁操作される弁であって、 -圧力媒体入口(24)と圧力媒体出口(33)との間に座弁(41)が設けられており、 -この座弁(41)が中空円錐形の弁座(28)と、球セグメントの形状の閉鎖部材(37)とを備えており、 -弁座(28)には中央に、圧力媒体入口(24)に連通した流入孔(29)が開口しており、 -閉鎖部材(37)が、タペット(20)の円筒形部分(38)の端面へのシャープな縁状の移行部分を備えており、 -タペット(20)には、閉鎖方向で座弁(41)に作用するマグネット可動子(19)と、開放方向で作用する戻しばね(22)とが係合している形式のものにおいて、 -弁座(28)のシール直径(D2)が流入孔(29)の直径(D1)の少なくとも1.3倍の大きさを有しており、 -弁座(28)の円錐角(α)が最高で110 ゚であり、 -マグネット可動子(19)に作用して閉鎖部材(37)へ伝達される磁力(FM)が無段に可変であり、その場合、その特性曲線が弁開放行程(H)の増大につれて単調に低下しており、-圧力媒体と戻しばねとにより由来して閉鎖部材に作用する力(FP+FF)が、弁開放行程(H)の増大につれて単調に低下する特性曲線を有しており、その傾きが数量的に磁力特性曲線の傾きに比して大きいことを特徴とする特に自動車の液圧式ブレーキ装置のための電磁操作される弁。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 流量制御弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-147610   出願人:日本電装株式会社, 株式会社日本自動車部品総合研究所

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