特許
J-GLOBAL ID:200903000430616590

自動周波数制御回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏谷 昭司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-207752
公開番号(公開出願番号):特開平5-048393
出願日: 1991年08月20日
公開日(公表日): 1993年02月26日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、ディジタル復調器に於ける自動周波数制御回路に関し、周波数引込みを高速化し、且つサイクルスキップを防止することを目的とする。【構成】 受信変調信号を電圧制御発振器1の出力信号により準同期検波して直交復調信号I,Qを出力する。周波数弁別器2は直交復調信号I,Qを基に受信変調信号の搬送波周波数を弁別し、第1のカウンタ3により周波数誤差成分をカウントし、所定数のカウント毎に第2のカウンタ4によりカウントし、第2のカウンタ4のカウント内容を制御コードとし、これをDA変換器5により制御電圧に変換して電圧制御発振器1の発振周波数を制御する。その時、ロック検出器6により周波数引込み状態を検出して切替手段7を制御し、制御電圧を大きいステップから小さいステップとなるように切替える。
請求項(抜粋):
受信変調信号を電圧制御発振器(1)の出力信号により準同期検波して直交復調信号を出力し、該直交復調信号を基に周波数弁別器(2)により前記受信変調信号の搬送波周波数を弁別し、該周波数弁別器(2)の出力信号に従って第1のカウンタ(3)はアップカウント又はダウンカウントし、該第1のカウンタ(3)の所定カウント内容により出力される信号を、前記周波数弁別器(2)の出力信号に従って第2のカウンタ(4)によりアップカウント又はダウンカウントし、該第2のカウンタ(4)のカウント内容をDA変換器(5)によりアナログ信号に変換して、前記電圧制御発振器(1)の制御電圧とし、該電圧制御発振器(1)の発振周波数を制御する自動周波数制御回路に於いて、前記電圧制御発振器(1)の発振周波数が前記受信変調信号の搬送波周波数に引込まれたか否かを前記周波数弁別器(2)の出力信号を基に検出するロック検出器(6)と、該ロック検出器(6)によるロック検出前は、前記電圧制御発振器(1)の制御電圧を粗いステップで変化させ、ロック検出後は、細かいステップで変化させるように切替える切替手段(7)とを設けたことを特徴とする自動周波数制御回路。

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