特許
J-GLOBAL ID:200903000435079771

光熱変換分光分析方法及びその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 渡部 敏彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-172702
公開番号(公開出願番号):特開2004-020262
出願日: 2002年06月13日
公開日(公表日): 2004年01月22日
要約:
【課題】溶液試料が複数の検出対象物質を含むときに、各検出対象物質について高感度に検出することができる光熱変換分光分析方法及びその装置を提供する。【解決手段】光熱変換分光分析装置は、溶液試料を流す流路204が内部に形成された流路付き板状部材20と、周波数の異なる励起光及び検出光を一端の屈折率分布型ロッドレンズ102から流路204を流れる溶液試料に集光照射する複数のレンズ付き光ファイバ10と、流路付き板状部材20に関してレンズ付き光ファイバ10の反対側で検出光を検出する光電変換器401とを備える。レンズ付き光ファイバ10は励起光の数だけ流路204に沿って並べられており、溶液試料中に含まれる複数の検出対象物質の濃度は、各レンズ付き光ファイバ10から周波数の異なる各励起光を同時に照射した時の熱レンズ信号強度を元に計算される。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
励起光と検出光とを溶液試料に集光照射する集光照射工程と、 前記励起光の集光照射によって前記溶液試料中に形成された熱レンズを透過した前記検出光の強度の変化を測定する測定工程とを有する光熱変換分光分析方法において、 前記溶液試料は、周波数に関して吸収スペクトルが部分的に互いに重ならない少なくとも2つの検出対象物質を含み、 前記励起光は、周波数が互いに異なると共に、前記検出対象物質と同数の光から成り、且つ当該同数の光の各周波数は、前記検出対象物質の1つのみが光吸収により熱レンズ形成を行うように設定されていることを特徴とする光熱変換分光分析方法。
IPC (1件):
G01N25/16
FI (1件):
G01N25/16 C
Fターム (13件):
2G040AA03 ,  2G040AB07 ,  2G040BA24 ,  2G040CA12 ,  2G040CA23 ,  2G040EA06 ,  2G040EB02 ,  2G040EC04 ,  2G040GA05 ,  2G040GA07 ,  2G040HA08 ,  2G040HA16 ,  2G040ZA05

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