特許
J-GLOBAL ID:200903000436317170

ハンズフリー電話機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷 照一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-213811
公開番号(公開出願番号):特開平9-064961
出願日: 1995年08月22日
公開日(公表日): 1997年03月07日
要約:
【要約】【課題】 受話がある場合のスピーカ音がマイクロフォンに回り込むことによって生じる送話有りの誤判定を防ぐ。【解決手段】 受話入力レベル(A)と経過時間よりノイズレベルを算出(B)し、受話入力レベル(A)よりノイズレベル(B)を減算(C)することにより、受話音声信号のうち話者の音声のみの受話入力レベル(D)を算出する。一方、送話出力レベル(E)よりノイズレベル(F)を減算(G)することにより、送話音声信号のうち話者の音声のみの送話出力レベル(H)を算出する。受話用可変利得回路の電子ボリウムの設定値x(dB)より計数値Kを算出し、受話音声信号の受話レベル(A)にこの計数値Kを乗算(J)し、この乗算した値を話者の音声のみの送話レベル(H)から減算(K)して、送話補正レベル(L)を算出をする。
請求項(抜粋):
ハンドセットを持つことなく受話器と送話器を使用して通話するハンズフリー電話機であって、受話音声信号をディジタルデータに変換し、この変換されたディジタルデータに基づき前記受話音声信号の入力レベルを演算する受話レベル演算手段と、前記受話レベル演算手段により演算された入力レベルに基づいて前記受話器へ出力する受話音声信号の利得を設定する受話利得設定手段と、前記送話器より出力される送話音声信号をディジタルデータに変換し、この変換されたディジタルデータに基づき前記送話音声信号の出力レベルを演算する送話レベル演算手段と、前記受話利得設定手段により設定された受話音声信号の利得に基づいて所定の計数を演算するとともに、前記受話レベル演算手段により演算された入力レベルに前記演算された所定の計数を乗算し、前記送話レベル演算手段により演算された出力レベルより前記所定の計数が乗算された入力レベルを減算して出力レベルを補正する送話レベル補正手段と、前記送話レベル補正手段により補正された出力レベルに基づいて前記送話器から出力される送話音声信号の利得を設定する送話利得設定手段とを備え、前記受話レベル演算手段により演算された入力レベルと前記送話レベル補正手段により補正された出力レベルに基づき、前記受話利得設定手段により設定された受話音声信号の利得を変更するとともに、前記送話利得設定手段により設定された送話音声信号の利得を変更するようにしたことを特徴とするハンズフリー電話機。
IPC (2件):
H04M 1/60 ,  H04B 3/20
FI (2件):
H04M 1/60 D ,  H04B 3/20
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 特開昭63-207254
  • 特開平1-143452
  • 特開昭62-047251
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審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-207254
  • 特開平1-143452

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