特許
J-GLOBAL ID:200903000443498651

含クロム鋼製造時発生のダストおよびスラッジ中のクロム酸化物不溶化処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-363019
公開番号(公開出願番号):特開2001-181728
出願日: 1999年12月21日
公開日(公表日): 2001年07月03日
要約:
【要約】【課題】 ダスト・スラッジ中に含まれるクロム酸化物を不溶化する。【解決手段】 ダスト・スラッジを乾燥後、含クロム鋼の溶解、精錬を行う炉内に添加して溶融スラグを形成し、次いで該スラグを溶鋼の浴面上から分離、除去するに際し、溶鋼とスラグ間の脱硫分配比( S) /[ S] を下記式を満足するように調整する。log(S) /[ S] ≧0.08[ -614 /T+0.531[C] +0.413[Si] +0.616(T.CaO)/(SiO2) -0.047(Al2O3)+0.0176(MgO) +0.0264(CaF2)+0.172]但し、Tは溶鋼温度( °C) 、[ C] は溶鋼中[ C] 濃度(mass%。以下同じ。)、[Si]は溶鋼中[Si]濃度、(T.CaO) はスラグ中の(CaO) 中Caと(CaF2)中CaをCaOに換算した濃度、(SiO2)はスラグ中(SiO2)濃度、(Al2O3) はスラグ中(Al2O3) 濃度、(MgO) はスラグ中(MgO) 濃度、(CaF2)はスラグ中(CaF2)濃度。
請求項(抜粋):
含クロム鋼の製造時に発生するダストおよび/またはスラッジを乾燥させた後、該ダストおよび/またはスラッジを含クロム鋼の溶解あるいは精錬を行う炉内に添加して溶融スラグを形成させ、次いで、該溶融スラグを溶鋼の浴面上から分離あるいは除去するに際し、スラグ中( S) 濃度と溶鋼中[ S] 濃度の比である脱硫分配比(S)/〔S〕を、下記(1) 式を満足するように調整してスラグを分離あるいは除去することを特徴とする含クロム鋼製造時発生のダストおよびスラッジ中のクロム酸化物不溶化処理方法。 log(S) /[ S] ≧0.08[ -614 /T+0.531[C] +0.413[Si] +0.616(T.CaO)/(SiO2) -0.047(Al2O3)+0.0176(MgO) +0.0264(CaF2)+0.172] ...(1) 〔但し、Tは溶鋼温度( °C) 、[ C] は溶鋼中[ C] 濃度(mass%) 、[Si]は溶鋼中[Si]濃度(mass%) 、(T.CaO) はスラグ中の(CaO) 中Caと(CaF2)中CaをCaO に換算した濃度(mass%) 、(SiO2)はスラグ中(SiO2)濃度(mass%) 、(Al2O3) はスラグ中(Al2O3) 濃度(mass%) 、(MgO) はスラグ中(MgO) 濃度(mass%) 、(CaF2)はスラグ中(CaF2)濃度(mass%) を示す。〕
IPC (3件):
C21C 7/00 ,  C21C 5/36 ,  C21C 7/076
FI (3件):
C21C 7/00 A ,  C21C 5/36 ,  C21C 7/076 A
Fターム (13件):
4K002AA03 ,  4K002AE01 ,  4K002AF04 ,  4K002AF05 ,  4K002AF10 ,  4K002BD04 ,  4K002BE10 ,  4K013AA02 ,  4K013BA05 ,  4K013CB09 ,  4K013EA19 ,  4K013EA28 ,  4K013FA11

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